長島 信弘(ながしま のぶひろ、1937年1月2日 - )は、日本の文化人類学者。一橋大学名誉教授。中部大学名誉教授。JRA賞馬事文化賞受賞。指導学生に坂内徳明一橋大学名誉教授[1]、足羽與志子一橋大教授[2]、小馬徹神奈川大学教授[3]、深澤秀夫東京外国語大学教授[3]など。
経歴
東京都生まれ。
著書
- テソ民族誌 その世界観の探求 中公新書、1972
- 死と病いの民族誌 ケニア・テソ族の災因論 岩波書店、1987
- 競馬の人類学 岩波新書、1988(JRA賞馬事文化賞受賞)
- 社会規範-タブーと褒賞 中内敏夫、石井米雄と共著 藤原書店、1995
- 長島教授の楽しみ倍増馬券講座 草思社、2000
- 新・競馬の人類学 講談社+α文庫、2002
- 国際文化交流と地域研究 (編)中部大学、2003
翻訳
- 生活文化の発生 ユウリス・リップス 大林太良共訳 角川新書、1964
- 社会人類学 ゴドフリー・リーンハート 増田義郎共訳 岩波書店、1967
- ナイルの彼方へ エルスペス・ハクスリー 図説 探検の世界史11 集英社、1975
- ブラック・アフリカの魂 ジョン・ロスコー 松本陽子共訳 集英社、1977
- 社会人類学案内 エドマンド・リーチ 岩波書店、1985。岩波同時代ライブラリー、1991
- ヌアー族の親族と結婚 エヴァンズ=プリチャード 向井元子共訳 岩波書店、1985
- 文化唯物論 マテリアルから世界を読む新たな方法 マーヴィン・ハリス 鈴木洋一共訳 早川書房、1987
- 鍋と帽子と成人式 生活文化の発生 ユリウス・E・リップス 大林太良共訳 八坂書房、1988
- ナイル探検 ブルース 石川由美共訳 17・18世紀大旅行記叢書 岩波書店、1991
- 帰国子女 新しい特権層の出現 ロジャー・グッドマン 清水郷美共訳 岩波書店、1992
エピソード
- 競馬好きとしても知られ、上記の通り、競馬関連の著書が何冊かある他、1980年代後半には、NHK競馬中継のレギュラーゲスト(東京競馬場及び中山競馬場開催のレースのみ)として出演していたこともある。
脚注