足羽與志子足羽 與志子(あしわ よしこ、1957年 - )は、日本の文化人類学者。一橋大学名誉教授[1]。一橋大学社会学部「平和と和解の研究センター」[2]代表、ハーバード大学特任講師、コロンビア大学客員研究員、廈門大学客員教師等を歴任。専門は文化、宗教、アート、価値生成、グローバリゼーション研究。研究地域は主としてアジア(スリランカ、中国等)及び北米。 人物・経歴静岡県静岡市出身。静岡雙葉高等学校卒業。1980年、大阪大学人間科学部卒業。コロンボ大学シンハラ学部大学院留学(ロータリー財団奨学生)、ハーバード大学人類学部大学院留学(フルブライト財団奨学生)を経て、1986年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得満期退学。1994年には論文「ベラワーの民族誌 :社会変化と経験世界」で一橋大学博士(社会学)取得。 1986年、神戸山手女子短期大学教養学科専任講師。1989年、厦門大学人類学系・外文系客員教師。1991年から1993年までハーバード大学人文科学研究科特任講師(新渡戸フェロー)。1995年、一橋大学社会学部助教授。1999年同大大学院社会学研究科教授。2021年同特任教授、一橋大学名誉教授[3]。長年のスリランカ研究を背景に同国の平和構築に貢献。中国の現代仏教とその復興、また仏教のグローバル化について30年以上のフィールドワークに基づいた先駆的な研究で知られる。幅広い文化研究、また価値生成と政策制度の関係を主要テーマとする。 この間、コロンビア大学客員研究員(フルブライト上級フェロー)、コロンボ大学客員研究員、等を歴任。アジア、ヨーロッパを中心に海外の多くの大学で講義、学術会議を行う。 著書
共編著
翻訳、論文等
社会的活動静岡県立大学グローバル地域研究センター・ガバナンス委員会委員、国立市男女共同参画社会調査委員会議長、国立市文化芸術条例策定委員会委員副議長、日本政府派遣スリランカ選挙監視団副団長[4]、日本学術振興会特別研究員等審査会専門委員、国立新美術館評議員[5]、ICOM日本委員会評議員、文部科学省教科用図書検定調査審議会委員[6]、国際交流基金文化交流研究委員会委員[7] 脚注
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