鎌谷 悠希(かまたに ゆうき、6月22日 - )は、日本の漫画家。
来歴
『月刊Gファンタジー』(スクウェア・エニックス)2000年7月号に掲載された「華屋」(第二回新世紀マンガ賞入選作品)で釜谷 悠希(読み同じ)としてデビューし、2003年4月に現在のペンネームに改名。
2004年に月刊Gファンタジーにて、『隠の王』を連載。2008年にテレビアニメ化された。2010年に連載終了。2010年より『モーニング・ツー』にて、『少年ノート』を連載開始。
人物
- 当初のカラーではアナログだったが、最近ではコミックスタジオを使用して着色をしている。
- トーンはあまり使わず、ペンで影を描いている事が多い。
- 好きなものは少年合唱、ベン・クローリー、欧州映画、児童文学、宮沢賢治、ミヒャエル・エンデ、宮部みゆき、萩尾望都、ティム・バートン、川瀬巴水、鳥(特にカラス)、和、レトロ、シュール、アイルランド、虫の音・蛙の音、廃墟、化石、地球科学。
- 少年合唱グループの「Libera(リベラ)」が好き。
- 犬と猫を飼っている。
- 腱鞘炎を患っており、テーピングをしている。
作品リスト
単行本
- 隠の王(『月刊Gファンタジー』2004年6月号 - 2010年9月号、全14巻) - 平成17年度文化庁メディア芸術祭[1](マンガ部門)審査委員会推薦作品。
- リベラメンテ〜鎌谷悠希短編集〜
- 華屋(初出:『月刊Gファンタジー』2000年7月号)
- くじらView(初出:『月刊Gファンタジー』2000年10月号)
- Jill's Happiness〜神父さんの仕合わせ〜(初出:『月刊Gファンタジー』2001年6月号)
- 時雨の弓使い(初出:『月刊Gファンタジー』2001年9月号)
- 時雨の弓使い vs. 銃使い(初出:『月刊Gファンタジー』2002年1月号)
- We are Warlock.(初出:『月刊Gファンタジー』2001年11月号)
- Lamp Shade(初出:『月刊ステンシル』2002年5月号)
- 宿宮司(初出:『月刊Gファンタジー』2002年7月号)
- 少年ノート Days of Evanescence(講談社『モーニング・ツー』40号(2010年11月発売[2]) - 2014年5月号(同年3月発売)、全8巻)
- ぶっしのぶっしん 鎌倉半分仏師録(『ガンガンONLINE』2013年11月21日[3] - 、既刊5巻)
- しまなみ誰そ彼(『ヒバナ』2015年4月号[4] - 2017年9月号[5]→『裏サンデー』・『マンガワン』2018年1月 - 5月、全4巻)
- ヒラエスは旅路の果て(『モーニング・ツー』2020年12号[6] - 2022年7号、全3巻)
- 同志少女よ、敵を撃て(原作:逢坂冬馬、監修:速水螺旋人、『ハヤコミ』2024年7月23日[7] - 連載中、既刊1巻)
単行本未収録
- ワンスタ〜星イチ民宿宿帳簿〜(『月刊Gファンタジー』2002年12月号 - ) - 5話まで掲載。
- アンロック(原作:小林靖子、『Dモーニング』2017年25号[8] - 27号)
- 悲しみのロックを鳴らせ〜Rhapsody〜(原作:ロッキング・オン、『LINEマンガ』2023年10月-)
アンソロジー
- スターオーシャンセカンドストーリー 第六集「いつでも僕の」(2001年1月27日発行)
- Xenosaga EPISODE I 第一集 「感謝デイ」(2002年8月27日発行)
- スターオーシャンセカンドストーリー 第十一集「タレント活用形」(2002年10月27日発行)
- ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル 第一集「セルキー的冒険記」(2004年4月27日発行)
- 柴田亜美黙認海賊本偽PAPUWA「Special Illustration&Free Talk」(2004年9月22日発行)
- 刀剣乱舞-ONLINE-アンソロジーコミック〜刀剣男士幕間劇〜(2015年8月27日発行[9])
イラスト
脚注
外部リンク