酒井直次
酒井 直次(さかい なおつぐ)は、出羽左沢藩主。酒井家次の次男。 酒井忠次の孫に当たる。元和6年(1620年)6月19日に叙任する。元和8年(1622年)9月、兄・忠勝が出羽庄内藩主となったため、1万2,000石を分与されて庄内藩の支藩である左沢藩を立藩した。 ほどなく漆川(月布川)と小漆川にはさまれた河岸段丘に、小漆川城を築き利便性の悪かった左沢楯山城より移った。 寛永7年(1630年)3月10日(もしくは1631年)に死去した。子は養女しかいなかったため、左沢藩は一代限りで改易となり、小漆川城も破却された。左沢藩は幕府に収公され、庄内藩の預地となった。
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