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設楽啓太

設楽 啓太
したら けいた
Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム 設楽 啓太
ラテン文字 Keita Shitara
愛称 けたしゃん
国籍 日本の旗 日本
競技 陸上競技
種目 長距離走駅伝
所属 西日本鉄道
大学 東洋大学経済学部経済学科卒業
生年月日 (1991-12-18) 1991年12月18日(33歳)
出身地 埼玉県の旗埼玉県寄居町
身長 169cm
体重 48kg
自己ベスト
3000m 8分07秒12(2012年)
5000m 13分40秒32(2014年)
10000m 27分51秒54(2013年)
ハーフマラソン 1時間01分12秒(2015年)
30km 1時間29分55秒(2013年)
マラソン 2時間12分13秒(2020年)
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設楽 啓太(したら けいた、1991年12月18日 - )は、日本陸上競技選手。埼玉県大里郡寄居町出身。武蔵越生高等学校東洋大学経済学部経済学科卒業。ロジスティード陸上部を経て西日本鉄道所属。

双子二卵性双生児)であり、同じ東洋大学陸上競技部出身で同じ西日本鉄道に所属する設楽悠太は実弟にあたる。

来歴・人物

  • 小学校6年の時に陸上を始める[1]
  • 宝物は家族で、好きな女性タレントは元AKB48大島優子である[2]
  • 2歳上の姉がいる。
  • 弟とは大学まで、また移籍して西日本鉄道で同じチームで活躍。
  • 1年生ながら出場した全日本大学駅伝では1区を走り42分42秒と歴代5位の高タイムで区間賞を獲得し、2区の柏原竜二に繋いだがチームは3位になった。
  • 2012年1月に開催された第88回東京箱根間往復大学駅伝競走で第2区を走る。各校のエースが集う2区で4位で襷を受け順位を1位に押し上げると、以降東洋大学は一度も順位を落とすことなく中継し、2年ぶり3度目の総合優勝を果たした[3]。同年の出雲全日本大学選抜駅伝競走では1区を走り8位、また全日本大学駅伝では2区を走り鎧坂哲哉の持つ区間記録である37分38秒に2秒及ばなかったものの区間3位となる好走をみせた[4]。2013年の箱根駅伝総合2位に終わった翌日の1月4日、早朝練習前のミーティングにて酒井俊幸駅伝監督に新主将に任命される。通常は1月下旬頃に新主将は発表されるものであって、この時期の任命は異例。
  • 2013年2月17日に開催された第57回熊日30kmロードレースにおいて、1時間29分55秒で4位に入り、当時日本大学に在学していた清水将也の持つ1時間30分の学生記録を10年ぶりに更新する[5]
  • 2014年1月に開催された第90回東京箱根間往復大学駅伝競走では山登り5区を走った。初の5区挑戦であったが快走し、3区を走った弟の悠太と兄弟揃って区間賞を獲得(啓太自身は初の区間賞)。東洋大学は2年ぶり4度目の総合優勝を達成した。同年4月にコニカミノルタに入社。Hondaに入社した弟の悠太とは初めて別のチームへと進んだ。
  • コニカミノルタではルーキーイヤーから主力として活躍し、2014年の東日本実業団対抗駅伝競走大会ではエース区間2区を走り区間賞と大会MVPを獲得している。続く2015年の全日本実業団対抗駅伝競走大会でもエース区間4区を走り区間4位の力走を見せた。同年の全日本実業団ハーフマラソンでは、ハーフマラソン日本歴代10位となる1時間01分12秒を記録し5位入賞した。(日本人2位)
  • 2015年4月に行われた金栗四三選抜陸上の5000mの部で弟・悠太と日本人トップ争いを繰り広げ、最終的にはラスト200mでスパートを出し13分41秒04で日本人トップになった。しかしその後は怪我に泣かされ、弟・悠太と共に双子での初の世界陸上出場を夢見たが、悠太は出場したものの啓太は代表になれず、悲願の双子同時出場は叶わなかった。その後の大会も怪我が治らなかった為、相次いで欠場をした。
  • 2016年1月、復帰初戦となるニューイヤー駅伝では前年走った花の4区にはチームのセンター宇賀地強が任され、啓太は6区を任されることとなった。総合順位2位こそ守ったものの自身は38分25秒の区間10位となり、トップトヨタ自動車との差は広がりチームもそのまま2位に終わった。
  • 同年同月下旬に行われた第21回全国都道府県対抗駅伝では埼玉のふるさとランナーとして出場し、前年悠太が走った3区を任され24分44秒と実業団のチームメートの菊地賢人に4秒競り勝ち、区間3位と復活をアピールした。
  • 同年2月に開催された第60回熊日30kmロードレースは1時間30分45秒となり優勝を果たし、完全復活をアピールした。
  • 2017年3月31日付で、コニカミノルタを退社。
  • 2017年9月、日立物流(現在のロジスティード)に入社。
  • 2017年12月3日、第71回福岡国際マラソンにて、初マラソンに挑戦。だが15km手前辺りで先頭集団から脱落、レース後半では大きく失速しまったものの、2時間28分台を記録し、初マラソンながらサブ2.5(2時間半切り)を達成した。
  • 2018年3月4日、びわ湖毎日マラソンに出場。前回の福岡国際マラソンからおよそ10分自己ベストを更新。また、サブ2時間20分を達成した。
  • 2023年9月26日、前日退社したロジスティードから西日本鉄道に移籍したことが同社より発表された。[6]これにより弟の悠太とは東洋大学卒業以来9年ぶりに同じチームでプレーすることになった。

戦績・記録

主な戦績

大会 種目 順位 記録 備考
2006 第14回全国中学校駅伝大会 1区(3.0km) 区間3位(区間新) 9分10秒 弟・悠太4区2位
2007 平成19年度全国高校駅伝埼玉県予選会 3区(8.1075km) 区間賞 24分28秒 弟・悠太4区3位
2007 第60回関東高等学校駅伝競走大会 3区(8.1075km) 区間賞 24分04秒 弟・悠太4区10位
2008 平成20年度全国高校駅伝埼玉県予選会 1区(10.0km) 区間2位 30分09秒 弟・悠太3区2位
2008 第61回関東高等学校駅伝競走大会 1区(10.0km) 区間2位 29分57秒 弟・悠太は3区4位
2009 第14回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 5区(8.5km) 区間5位 24分49秒
2009 第44回千葉クロスカントリー大会 ジュニア男子8000m 5位 23分38秒
2009 第23回福岡国際クロスカントリー ジュニア男子8km 15位 24分20秒
2009 第17回高校駅伝弥彦大会 1区(10.0km) 区間賞 29分41秒 弟・悠太3区3位
2009 第62回全国高等学校総合体育大会陸上競技大会 5000m予選第1組 3位 14分21秒11 決勝進出
2009 第62回全国高等学校総合体育大会陸上競技大会 5000m決勝 6位 14分02秒62 日本人3位
2009 第64回国民体育大会陸上競技 少年男子10000m 4位 28分52秒22 日本人3位
2009 平成21年度全国高校駅伝埼玉県予選会 1区(10.0km) 区間賞 29分35秒 全国高校駅伝出場決定

弟・悠太3区で区間賞

2009 第62回関東高等学校駅伝競走大会 1区(10.0km) 区間2位 29分22秒 区間賞は同タイムで服部翔大
2009 第60回全国高等学校駅伝競走大会 1区(10.0km) 区間28位 30分38秒 弟・悠太3区10位
2010 第15回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 5区(8.5km) 区間賞 24分38秒 弟・悠太4区4位
2010 第45回千葉クロスカントリー大会 ジュニア男子8000m 16位 24分26秒
2010 第24回福岡国際クロスカントリー ジュニア男子8km 3位 23分32秒 日本人2位
2010 関東インカレ 5000m 17位 13分59秒08 自己ベスト
2010 関東インカレ 10000m 10位 29分16秒11
2010 日本インカレ 5000m 9位 14分17秒76
2011 第16回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 3区(8.5km) 区間12位 24分23秒 埼玉県37位
2011 関東私学五大学対校陸上競技選手権大会 5000m 優勝 14分18秒32
2011 延岡市春季記録会 5000m 2位 13分44秒31 自己ベスト、東洋大記録更新
2011 関東インカレ 10000m 6位 29分04秒61
2011 関東インカレ ハーフマラソン 18位 1時間08分24秒
2011 関東インカレ 5000m 6位 13分59秒16
2011 日本陸上競技選手権大会 5000m 20位 14分00秒94
2011 ホクレン・ディスタンスチャレンジ士別 10000m 2位 28分46秒80 自己ベスト、東洋大歴代7位
2011 トライアルinいせさき 3000m 5位 8分14秒65
2011 埼玉県実業団長距離記録会 5000m 5位 14分07秒48
2011 香川丸亀国際ハーフマラソン ハーフマラソン 14位 1時間01分45秒 東洋大記録
2011 福岡国際クロスカントリー大会 シニア 20位 31分27秒 12km
2012 関東インカレ 10000m 2位 28分28秒61 自己ベスト
2013 第18回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 7区(13.0km) 区間4位 38分05秒 埼玉県4位
2013 延岡市競技会 10000m 優勝 27分51秒54 自己ベスト、大会新記録
2013 関東インカレ 10000m 5位 28分40秒44
2013 日本インカレ 5000 4位 14分00秒58
2014 第19回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 3区(8.5km) 区間5位 23分59秒 埼玉県2位
2014 東日本実業団陸上競技選手権大会 10000m 7位 28分57秒96
2014 日本陸上競技選手権大会 10000m 16位 28分50秒61
2014 ホクレン・ディスタンスチャレンジ深川 10000m 14位 28分45秒93
2014 ホクレン・ディスタンスチャレンジ北見 5000m 8位 13分40秒32 自己ベスト
2014 全日本実業団選手権 10000m 14位 28分43秒12
2015 第20回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 7区(13.0km) 区間7位 38分07秒 東京都3位
2015 金栗記念選抜中・長距離熊本大会 5000m 6位(日本人トップ) 13分41秒04
2016 第21回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 3区(8.5km) 区間3位 24分44秒 埼玉県3位
2016 熊日30キロロードレース 30km 優勝 1時間30分45秒
2017 福岡国際マラソン マラソン 79位 2時間28分29秒
2018 香川丸亀国際ハーフマラソン ハーフマラソン 66位 1時間04分44秒
2018 びわ湖毎日マラソン マラソン 26位 2時間18分39秒
2018 日体大長距離記録会 5000m 29組22位 14分16秒21
2018 ホクレン・ディスタンスチャレンジ北見 10000m 6位 28分39秒77
2018 ビレルプラハグランプリ10K 10km 23位 30分17秒
2018 ウスティ・ハーフマラソン ハーフマラソン 17位 1時間05分12秒
2018 日体大長距離記録会 5000m 43組16位 14分06秒67
2019 香川丸亀国際ハーフマラソン ハーフマラソン 12位 1時間02分04秒
2019 東京マラソン マラソン 14位 2時間14分41秒
2019 ゴールデンゲームズinのべおか 10000m 16位 29分19秒04
2019 日体大長距離記録会 5000m 15組19位 14分11秒44
2019 ホクレン・ディスタンスチャレンジ深川 10000m B 20位 29分39秒25
2019 福岡国際マラソン マラソン 14位 2時間14分31秒

大学駅伝戦績

学年 出雲駅伝 全日本大学駅伝 箱根駅伝
1年生
(2010年度)
第22回
1区-区間5位
23分27秒
第42回
1区-区間賞
42分42秒
歴代5位
第87回
2区-区間7位
1時間08分09秒
2年生
(2011年度)
第23回
6区-区間5位
30分20秒
第43回
1区-区間7位
43分47秒
第88回
2区-区間2位
1時間08分04秒
3年生
(2012年度)
第24回
1区-区間8位
23分39秒
第44回
2区-区間3位
37分40秒
歴代5位
第89回
2区-区間3位
1時間10分29秒
4年生
(2013年度)
第25回
6区-区間2位
29分59秒
第45回
8区-区間5位
59分06秒
第90回
5区-区間賞
1時間19分16秒

実業団駅伝戦績

年度 大会 所属 区間 区間順位 記録 総合順位
2014年度
(入社1年目)
第55回東日本実業団対抗駅伝競走大会 コニカミノルタ 2区 区間賞 45分55秒 コニカミノルタ優勝
第59回全日本実業団対抗駅伝競走大会 4区 区間4位 1時間03分23秒 コニカミノルタ2位
2015年度
(入社2年目)
第56回東日本実業団対抗駅伝競走大会
出走なし
コニカミノルタ4位
第60回全日本実業団対抗駅伝競走大会 6区 区間10位 38分25秒 コニカミノルタ2位
2016年度
(入社3年目)
第57回東日本実業団対抗駅伝競走大会
出走なし
コニカミノルタ7位
第61回全日本実業団対抗駅伝競走大会 1区 区間28位 35分48秒 コニカミノルタ5位
2017年度
(移籍1年目)
第58回東日本実業団対抗駅伝競走大会 日立物流 5区 区間2位 23分06秒 日立物流4位
第62回全日本実業団対抗駅伝競走大会 7区 区間16位 48分46秒 日立物流21位
2018年度
(移籍2年目)
第59回東日本実業団対抗駅伝競走大会 7区 区間11位 38分53秒 日立物流10位
第63回全日本実業団対抗駅伝競走大会 3区 区間19位 39分21秒 日立物流18位
2019年度
(移籍3年目)
第60回東日本実業団対抗駅伝競走大会 3区 区間4位 48分01秒 日立物流6位
第64回全日本実業団対抗駅伝競走大会 4区 区間28位 1時間06分24秒 日立物流21位
2020年度
(移籍4年目)
第61回東日本実業団対抗駅伝競走大会 3区 区間賞 47分41秒 日立物流5位
第65回全日本実業団対抗駅伝競走大会 4区 区間11位 1時間05分24秒 日立物流4位
2021年度
(移籍5年目)
第62回東日本実業団対抗駅伝競走大会
出走なし
日立物流3位
第66回全日本実業団対抗駅伝競走大会 6区 区間15位 37分32秒 日立物流10位
2022年度
(移籍6年目)
第63回東日本実業団対抗駅伝競走大会 7区 区間2位 37分44秒 日立物流3位
第67回全日本実業団対抗駅伝競走大会 7区 区間18位 47分23秒 日立物流12位
2023年度
(移籍1年目)
第60回九州実業団毎日駅伝競走大会 西日本鉄道 7区 区間11位 49分41秒 西日本鉄道9位
第68回全日本実業団対抗駅伝競走大会 3区 区間41位 45分57秒 西日本鉄道41位
2024年度
(移籍2年目)
第61回九州実業団毎日駅伝競走大会
出走なし
西日本鉄道8位

自己ベスト

種目 記録 大会 備考
3000m 8分07秒12 2012年7月12日 トライアルinいせさき
5000m 13分40秒32 2014年7月2日 ホクレン・ディスタンスチャレンジ北見
10000m 27分51秒54 2013年5月11日 ゴールデンゲームズinのべおか 日本学生歴代7位
ハーフマラソン 1時間01分12秒 2015年2月1日 香川丸亀国際ハーフマラソン 日本歴代13位
30km 1時間29分55秒 2013年2月17日 熊日30キロロードレース
マラソン 2時間12分13秒 2020年3月1日 東京マラソン

出典

  1. ^ サンケイスポーツ(2012年1月3日)より
  2. ^ 月刊陸上競技マガジン1月号増刊箱根駅伝2013(ベースボールマガジン社)より
  3. ^ 箱根駅伝公式Webサイト[リンク切れ]
  4. ^ 月刊陸上競技マガジン1月号増刊箱根駅伝2013(ベースボールマガジン社)P66より
  5. ^ 陸上:熊日30キロロードレース 川内、接戦制す
  6. ^ ⻄鉄陸上競技部がさらに“スピードアップ” 兄弟パワーでチームに新風!設楽 啓太選手が Nishitetsu に入社します - 西日本鉄道公式ホームページ。2023年9月26日発信・閲覧。

外部リンク

関連項目

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