西城沼(にしじょうぬま)は、埼玉県蓮田市の黒浜地区に所在する沼である。
概要
西城沼は縄文時代の奥東京湾の海退時に取り残された「海跡湖」の名残であるとされ、古くには護岸のされていない自然沼の状態であったが[1]、1992年(平成4年)に開園した西城沼公園の一部として整備された。かつての西城沼は南北に長い沼であったが[2]、今日の西城沼はほぼ南北方向にトックリ型の沼となっており、水面の周囲は親水公園となっているので近づくことが可能である。また釣り場も設置されており、ヘラ台などの釣り座が設けられているが、ルアーやリールなどの投げ釣りは禁止されている。所在地周辺は北側は西城沼公園の園地および畑などの農地や集落、東方は畑などの農地や集落および市道を挟み東城沼、南方および西方は新市街地となっている。明治期の記録である『武蔵国郡村誌』には東西25間(約45 m)・南北3町30間(約382m)・周囲5町(約545 m)とあり、城村(今日の大字城)の中央に位置し、用水に用いられると記されている。
所在地
周辺
脚注・参考資料
- 脚注
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外部リンク
座標: 北緯35度59分54.1秒 東経139度39分24.8秒 / 北緯35.998361度 東経139.656889度 / 35.998361; 139.656889