蓬莱大介蓬莱 大介 (ほうらい だいすけ、1982年4月23日 - )は、兵庫県明石市出身の気象予報士・防災士。2011年からウェザーニューズの契約キャスターとして、読売テレビの番組で気象キャスターを務めている。 人物・略歴身長は181センチメートル、体重は67キログラム、血液型はAB型で、明石市立二見小学校、明石市立二見中学校、兵庫県立明石西高等学校、早稲田大学政治経済学部卒業。小学校から高校まで10年間は柔道に勤しみ、高校時代は県3位で段位は2段である。吉本新喜劇座員のカバは、中学校での同級生で、在学中は柔道部でも顔を合わせていた[1]。 早稲田大学在学中にはタレント事務所に所属した。「夢中ボーイズ」(TOKYO MX『5時に夢中!』の企画で結成されたイケメンユニット)の一員として、同番組のサブMCを2005年から務めたが、フリップをまっすぐに持てないとして1クールでクビになった。[2]ほか、舞台作品などに出演していた。もっとも、最初に所属した事務所は後に閉鎖した。閉鎖を機に別の事務所へ移籍したところ、マネジャーが突然失踪したため、いつしか自分でマネジメントも手掛ける羽目になった[3]。 前述した経緯から俳優としての岐路に立たされた25歳の時に、「自分のアンテナに一番引っ掛かったものを目指そう」[4]と考え書店に通い、気象予報士の資格を知ったことがきっかけで、1年半の準備を経て[3]2009年の第32回気象予報士試験に合格した[5]。その直後に防災士の資格も取得した。もっとも、テレビ番組の気象キャスターを目指していたことから、天気予報を伝える練習風景の動画(プロモーションビデオ)をスマートフォンで撮影した。テレビ局の関係者にプロモーションビデオを見せ、ダメ出しを受けていたのだが、1年間にわたって撮影を続けた。このような努力や動画の面白さを認めた関係者の尽力で、ウェザーニューズに気象キャスターの原稿を書くアルバイトとして入社した。その後、読売テレビの報道局に天気予報のスタッフとして勤務する[6]。後にウェザーニューズと契約したうえで、2011年3月28日から[7]同局で『かんさい情報ネットten!』、4月18日から『情報ライブ ミヤネ屋』(以下『ミヤネ屋』)、2016年4月から『ウェークアップ!』の気象キャスターを務めている。 平日の夕方の関西ローカルで放送される『かんさい情報ネットten.』では、放送翌日の天気のポイントをクレヨンで描いたイラストで伝える「スケッチ予報」2011年3月28日から18:45頃に担当した。今まで、2000枚以上を描いている。スケッチ予報は、1時間から1時間半を掛けて書いている一方で、放送されるのは、わずか10秒ほどである。前述したプロモーションビデオの撮影から生まれたアイデアで、視聴者から好評を得ているほか、2016年7月には主婦と生活社から『気象予報士 蓬莱さんのへぇーがいっぱい!クレヨン天気ずかん』を刊行するに至った。また、同番組で、木曜日の「旬感中継」を実際に現地へ向かいリポートしている、2021年7月から2022年7月まで、新型コロナウイルスの影響でスタジオからリポートしていた。 オリコンの「好きなお天気キャスターランキング」に関西圏の人物で初めて10年以上ランクイン、2015年8月20日に発表されたgooランキング「好きな男性気象予報士&お天気キャスターランキング」で3位になる。2019年には、気象予報士になるまでに経緯、気象キャスターの実態、天気の仕組みなどを書き下ろしたエッセイ集『空が教えてくれたこと』が、10月24日に幻冬舎から刊行された。 2019年お天気番組・お天気コーナー人気ランキングで「かんさい情報ネットten.」が第1位、2020年第16回好きなお天気キャスター/天気予報士ランキングで6位(2019年同位)に選ばれた。 2022年1月16日 ギネス世界記録「YouTubeで環境サステナビリティレッスンのライブストリームを視聴した最多人数」記録達成(2986人) 2023年9月にはコミニケ出版から自身初の絵本『そらのどうぶつえん』が出版。 2024年10月から毎週火曜午後7時54分〜、自身初の冠番組『蓬莱さんのドライブ予報』が始まる。
出演現在テレビ
CM過去テレビ
ラジオ
テレビドラマ
舞台
その他
脚注
外部リンク
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