美瑛富士
美瑛富士(びえいふじ)は、北海道上川郡美瑛町の十勝岳連峰北部に位置する標高1,888 mの山(コニーデ型火山)である。 概要石狩山地の十勝岳連峰(十勝火山群)のひとつ。十勝岳の火山活動に伴い、1万年前以内の時期に形成されたと考えられている[1]。通称として「富士」の名を冠する山(郷土富士)は各地にあるが、美瑛富士は山の正式な名前として「富士」と付けられている。火山ではあるが2010年現在、活動は見られない。山域は1934年12月4日に大雪山国立公園の特別保護地区に指定されている[2]。山の上部は森林限界で高山植物が見られる[3]。 登山東側の標高1,000 m付近に収容人員25名の「美瑛富士避難小屋」があり[4]、白金温泉から約4キロ離れた涸沢林道に「美瑛富士登山口」があって、美瑛岳やオプタテシケ山に向かう登山者に利用されている[5]。その縦走路は山腹の東側を通っている。 地理北東のオプタテシケ山との間には、石垣山 (1,822 m) とベベツ岳 (1,860 m) の小ピークがある。山頂に三角点は設置されていない[6]。 周辺の山
源流の河川ギャラリー脚注
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