美木 良介(みき りょうすけ、1957年〈昭和32年〉11月2日 - )は、日本の俳優、歌手、フィットネスインストラクタータレントである。本名は寺田 良介(てらだ りょうすけ)。身長180cm、血液型はO型。
複数の事務所を経て(テンプレート参照)、個人で立ち上げた「ロングブレス」に所属。
兵庫県姫路市出身。法政大学社会学部卒業。
来歴・人物
姫路市の寿司店を営む家の長男として生まれる。兄弟には妹、弟(店の後継者)が一人ずつ居る。店には土井正三などプロ野球選手・OBの写真が飾られており、幼少より将来はプロ野球選手になろうと志し長じて競技生活を開始した。岡山県立岡山東商業高等学校在学時は野球部に所属し、1974年の春のセンバツと翌年夏の全国高等学校野球選手権大会に三塁手のレギュラーメンバーとして出場。法政大学社会学部入学後は江川卓の2年後輩として将来を嘱望され、西武ライオンズから入団を打診されるも、肘の故障のため断念。
法政大学卒業後にレコード会社のオーディションに応募。そのハスキーな声と歌唱力が認められ、1981年1月に『涙きれいだね』で歌手デビューを果たす。尚、「美木良介」という芸名は、実家の寿司店にもよく来ていた当時阪急ブレーブスの投手・山田久志が命名した。
- デビューレコードのジャケット撮影の為に東宝に行った所、たまたま出会った土屋統吾郎監督にスカウトされ、レコード発売以前の1980年に、テレビドラマ『ただいま放課後』(フジテレビ)にて俳優としてもデビュー。更に1984年には映画デビューも果たすが、奇しくもデビュー作はかつて自らが熱中した野球を題材とした『瀬戸内少年野球団』であった。
- 1984年からNHKで放送された連続テレビ小説『心はいつもラムネ色』で主人公の親友を演じる。以降もテレビドラマ・映画・舞台・CM、また歌手としても幅広く活躍。『新・仁義の墓場』『新・日本の首領』といった仁侠映画からサスペンスドラマ、さらには『剣客商売』『子連れ狼』などの時代劇にいたるまでジャンルを問わず出演している。
- 長く独身であったが2001年に10歳年下の元OLの女性と結婚。妻との間には翌2002年5月に出生した女児がひとりあることを公表している。
- 30歳の頃に体力に自信があり、140kgのベンチプレスに挑戦したが、失敗して、腰痛を患ってしまう[1]。歩行することさえ困難なほど悪化した持病の腰痛を治療するために独自にロングブレスダイエットを開発。結果、腰痛は完治し、わずか2ヶ月で13.5kgの減量に成功。さらに体脂肪率測定で6.6%という驚異的な数値を計測した。この経験をもとにDVD・書籍を刊行。各メディアで大きく取り上げられた。
- 2011年9月6日、笑っていいとも!の「タカトシの対決SHOW ほこ×たて」コーナーに上半身裸の格好でゲスト出演、自慢の肉体美を披露していた。
- その他、ダイエット特集などの番組に出演する機会が増え、ロングブレスダイエットの方法を伝授している。
2010年代後半以降、俳優業は行なっていない。
主な出演/リリース作品
テレビドラマ
教養番組
- 趣味悠々 -はじめよう!社交ダンス-(2008年1月 - 全12回、ETV)
- 美木良介ロングブレス講座(2015年4月4日 - 2019年3月31日、BS-TBS)
- ジャパネットプレゼンツ 長息 長生き ロングブレス(2022年3月28日 - 毎日6:00 - 6:20、BSJapanext)
クイズ番組
映画
Vシネマ
- 二代目パチンコ物語 一発必勝編(1991年) - 主演
- 呪死霊 外伝(2000年)
- 極道ジハード 〜聖戦〜 2,3(2002年)
- 鬼哭 KIKOKU(2003年)
- 極道の山本じゃ! 捨て身の極道編(2005年)
- 修羅の軍団(2006年)
- 新・修羅の軍団(2010年)
舞台
ラジオドラマ
CM
ディスコグラフィ
シングル
アルバム
オリジナルアルバム
タイアップ
脚注
注釈
出典
外部リンク