第44期棋聖戦は、読売新聞社主催、2020年度の棋聖戦である。棋聖戦は囲碁のタイトルの一つ。
方式
- 参加棋士は、日本棋院・関西棋院の棋士。
- 仕組み
- FT:東西別で行われ、最後まで勝ち残った16名がCリーグ昇格。
- S-Cリーグ:Cリーグはスイス式トーナメントで5連勝で優勝。3敗でFT陥落。S-Bリーグは1回戦総当り。優勝者が挑戦者決定戦に進出。ただしBリーグは1組と2組1位同士でプレーオフ。勝者が挑戦者決定戦に進出。
- 挑戦者決定戦:各リーグ優勝者と、Sリーグ2位の計5名によるパラマス式トーナメントで、前期棋聖への挑戦者を決める。決定戦変則三番勝負はSリーグ1位に1勝のアドバンテージ。
- コミは6目半。
- 持時間は、FT・Bリーグまでは3時間、Aリーグは4時間、Sリーグ・挑決Tは5時間、挑戦手合七番勝負は各8時間。
- 優勝賞金 4500万円
概要
棋聖位7連覇中の井山裕太九段と3年ぶりの登場の河野臨九段の対戦。井山が勝利し8連覇を達成した。棋聖8期は趙治勲名誉名人・小林光一名誉三冠と並び最多タイ記録。8連覇は小林光一名誉三冠と並び最多タイ記録。
挑戦手合七番勝負
挑戦者決定トーナメント
Sリーグ
序列
|
棋士名
|
生年
|
成績
|
順位
|
昇降
|
1
|
山下敬吾九段
|
1978
|
2-3
|
5位
|
▼降格
|
2
|
河野臨九段
|
1981
|
3-2
|
1位
|
|
3
|
高尾紳路九段
|
1976
|
3-2
|
2位
|
|
4
|
許家元碁聖
|
1997
|
3-2
|
3位
|
|
5
|
村川大介十段
|
1990
|
3-2
|
4位
|
|
6
|
蘇耀国九段
|
1979
|
1-4
|
6位
|
▼降格
|
※抽選後のタイトル移動 村川大介 十段獲得 4/20
Aリーグ
枠
|
棋士名
|
生年
|
勝敗
|
順位
|
昇降
|
1
|
一力遼八段
|
1997
|
7-0
|
1位
|
△昇格
|
2
|
張栩名人
|
1980
|
4-3
|
2位
|
△昇格
|
3
|
余正麒八段
|
1995
|
4-3
|
3位
|
|
4
|
志田達哉七段
|
1990
|
4-3
|
4位
|
|
5
|
芝野虎丸七段
|
1999
|
4-3
|
5位
|
▼降格
|
6
|
秋山次郎九段
|
1977
|
2-5
|
6位
|
▼降格
|
7
|
山城宏九段
|
1958
|
1-6
|
8位
|
▼降格
|
7
|
林漢傑八段
|
1984
|
2-5
|
7位
|
▼降格
|
Bリーグ
プレーオフ
|
棋士名
|
勝敗
|
|
第1組1位
|
依田紀基九段
|
●
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|
第2組1位
|
本木克弥八段
|
○
|
|
第1組
第2組
- 1 趙治勲名誉名人 1956 7位▼降格
- 2 黄翊祖八段 1987 5位
- 3 本木克弥八段 1995 1位△昇格
- 4 王銘琬九段 1961 6位▼降格
- 5 山田規三生九段 1972 3位
- 6 安達利昌六段 1991 2位△昇格
- 7 潘善琪八段 1977 4位
- 8 寺山怜五段 1990 8位▼降格
Cリーグ
ファーストトーナメント予選突破棋士
望月研一七段 小山空也四段 富士田明彦六段 松本武久八段 上野愛咲美二段 広瀬優一二段 謝依旻六段 釼持丈八段 大竹優二段 古谷裕八段 六浦雄太七段 村松大樹六段 瀬戸大樹八段 中野泰宏九段 中根直行九段 岩丸平六段
出典