福島県道3号福島飯坂線
福島県道3号福島飯坂線(ふくしまけんどう3ごう ふくしまいいざかせん)は、福島県福島市栄町と飯坂町湯野をつなぐ県道(主要地方道)である[1]。 概要福島市中心部の栄町、国道13号あづま陸橋東交差点を起点とし、飯坂温泉の温泉街中心部に至る路線であり、一般に飯坂街道と呼ばれる。かつての萬世大路(旧国道13号)の一部であり、笹谷地内の三差路にて萬世大路(現在の福島県道312号折戸笹谷線)と分岐し飯坂温泉へ向かう。福島駅東口の繁華街を南北に貫き、JR東北本線と福島交通飯坂線(飯坂電車)を森合ガードでくぐると、その後は線路と並走し、終点まで福島交通飯坂線に沿う。 特に上松川橋から花水坂駅にかけては線路と隣接して並走しているのが特徴で、そのため踏切が隣接する交差点が多い。交通量の多い通りとの交差では踏切連動信号機が用いられているが、それ以外の箇所では、当路線への進入のため一時停止している車輌が踏切に取り残され電車と接触するというような踏切事故も度々発生している。[要出典]当路線と門扉の間に線路が伸びている家屋も多数存在するため、遮断機や警報機のない第4種踏切が多く存在する。 起点から市内天神町にかけてのあづま陸橋側道部および福島駅前の目抜き通りに当たる区間は片側2車線で整備されているが、それ以降はすべて片側1車線である。市内中心部に近い森合から泉駅前にかけての区間や、近年発展著しい桜水駅周辺は改良工事による拡幅が行われ、歩道の拡大や右折レーンの設置などによる混雑の緩和が図られた。しかし旧来の街道であり家屋が連なることに加え、線路が隣接していることから拡幅整備が進んでいない箇所も多い。また、前述の森合ガードのアンダーパスは、福島県により冠水危険箇所に指定されており、激しい降雨の際はポンプ排水が追いつかず路面冠水するために道路脇の路面冠水情報板によって通行止めの規制が行われる。 路線データ
歴史
路線状況重複区間
道路施設
地理通過する自治体交差する道路
沿線にある施設など
脚注
関連項目 |