福島春樹
福島 春樹(ふくしま はるき、1993年4月8日 - )は、愛知県瀬戸市出身の元プロサッカー選手。現役時代のポジションはゴールキーパー(GK)。既婚。 経歴プロ入り前静岡学園で2011年に全国高等学校総合体育大会(インターハイ)に準優勝[2][1]、優秀選手に選ばれる[1]。同学年には伊東幸敏、長谷川竜也、木本恭生がいた[2]。 2012年に進学した専修大学では1年目の春からレギュラーに定着し[3]、2014年までの関東大学1部リーグ4連覇に貢献[3]、2013年、2014年と2年連続でリーグベストイレブンに選ばれた[1][3]。 2013年にはU-20日本代表に選出され東アジア競技大会で2試合に出場[1]。全日本大学選抜の主将を務めた2014年のデンソーカップチャレンジサッカーでは、GKとして2008年の東口順昭以来となるMVPを受賞した[4]。ユニバーシアード日本代表の一員として出場した2015年のユニバーシアードでは銅メダルを獲得[5]。 浦和レッズ2015年1月29日、2016年シーズンからの浦和レッズ加入内定が同クラブより発表された[1][6]。正式加入に先立ち2015年は特別指定選手として同クラブに帯同[7]。 2016年に浦和に加入[8]。
2016年6月27日、J3リーグのガイナーレ鳥取への育成型期限付き移籍が発表された。移籍期間は2016年7月1日から2017年1月31日まで[9]。7月3日のJ3第15節グルージャ盛岡戦にてJリーグ公式戦に初出場した。9月7日、天皇杯二回戦大宮アルディージャ戦にてカップ戦初出場した。10月30日に行われたJ3リーグ第27節・ガンバ大阪U-23戦にて負傷し、11月11日に右膝前十字靭帯断裂と半月板損傷で全治約8カ月の診断と発表された[10]。
2016年12月7日、2017シーズンからの浦和復帰が発表された[11]。 2018年4月4日、ルヴァン杯グループステージサンフレッチェ広島戦で浦和での公式戦初出場。この試合では好セーブを連発し無失点に抑えた。 2019年11月1日、第30節鹿島アントラーズ戦でJ1初出場を果たした。11月10日のACL決勝1stレグアル・ヒラル戦で、ACL初出場を飾る。同試合では元イタリア代表のセバスティアン・ジョヴィンコの決定的なシュートを防ぐなど好セーブを連発したが、ペルー代表のアンドレ・カリージョに決められそのまま0-1で1stレグを終えた。試合後にはサウジアラビアのメディアに好セーブを称賛された[12]。ただ、ACL決勝2ndレグでは出場停止から復帰した西川周作が出場したため、ベンチから見守る形となった。 2020シーズンは飛躍の昨季から一転。怪我などもあってベンチから外れる試合も増え、自身の負傷中に台頭した鈴木彩艶と第2GKを争ったが、シーズン通してリーグ戦の出場は無かった。
2020年12月28日、京都サンガに期限付き移籍で加入[13]。しかし若原智哉と清水圭介、太田岳志に次ぐ4番手であり、シーズン終了まで立場は変わらず、シーズン通しての出場は無かった。2021年11月、契約満了により浦和を退団した[14]。12月29日には京都からの退団も発表された[15] 2022年2月8日、現役引退、並びに浦和レッズのプレミアムパートナーである文化シヤッター株式会社に3月から入社することが発表された[16]。福島はクラブを通じ「昨年度を持って引退する決断をしました。7年という短い間でしたが、浦和の選手としてプレーできたことに誇りを持っています。どんなときも応援してくださったファン・サポーターのみなさまには感謝しかありません。本当にありがとうございました。これからは文化シヤッター株式会社にて、第二の人生を歩んで行きたいと思います。サラリーマン福島春樹として頑張ります!」とコメントした。 所属クラブ
個人成績
タイトルクラブ
個人
代表・選抜歴
出典
関連項目外部リンク
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