福寧州(ふくねいしゅう)は、中国にかつて存在した州。元代から清初にかけて、現在の福建省寧徳市一帯に設置された。
概要
1286年(至元23年)、元により福州路長渓県に福寧州が置かれた。福寧州は福州路に属し、寧徳・福安の2県を管轄した[1]。
1369年(洪武2年)、明により福寧州は廃止され、福寧県と改められた。1473年(成化9年)、福寧県は直隷州に昇格した。福寧直隷州は福建省に属し、寧徳・福安の2県を管轄した[2]。
1734年(雍正12年)、清により福寧直隷州は福寧府に昇格した。福寧府は福建省に属し、霞浦・福鼎・寧徳・福安・寿寧の5県を管轄した[3]。
1913年、中華民国により福寧府は廃止された。
脚注
- ^ 『元史』地理志五
- ^ 『明史』地理志六
- ^ 『清史稿』地理志十七
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雲南行省 | 曲靖宣慰司 | |
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羅羅斯宣慰司 | |
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臨安広西宣慰司 | |
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大理金歯宣慰司 | |
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