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源光寺 (京都市)

常盤山源光寺
所在地 京都府京都市右京区常盤馬塚町1
位置 北緯35度1分8.995秒 東経135度42分17.965秒 / 北緯35.01916528度 東経135.70499028度 / 35.01916528; 135.70499028
山号 常盤山
院号 常盤院(旧称)
宗派 臨済宗天龍寺派
本尊 地蔵菩薩
創建年 弘仁2年(811年
開基 源常
中興年 安永7年(1778年
中興 霊源禅師
正式名 常盤山源光寺
別称 常盤地蔵
常盤谷地蔵
札所等 京都六地蔵
法人番号 4130005001126 ウィキデータを編集
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源光寺(げんこうじ)は、京都市右京区常盤馬塚町にある臨済宗天龍寺派の尼寺。山号は常盤山。本尊は地蔵菩薩

概要

京都六地蔵巡り地蔵『常盤地蔵(もしくは常盤谷地蔵)』がある寺として知られており、毎年8月22・23日の両日には多くの参拝者で賑わっている。特に地蔵堂に安置される地蔵菩薩像は、上善寺にある姉子地蔵に対して乙子(おとご)地蔵とも呼ばれている[1]

また、常盤は源義経 の母・常盤御前 の生誕の地であり、常盤御前の晩年には境内に庵を営みその地で没したという伝承がある。境内東部には「源氏義経御母堂常盤御前御墓」と記された石塔がある。

歴史

寺伝によれば創建は嵯峨天皇第三皇子である左大臣源常(みなもと の ときわ)の山荘を寺に改めたものとされており、これが常盤の地名の由来とされている[2]。常盤は古くより貴人の隠棲の場として用いられ、藤原為業後深草天皇も一時隠棲したと伝えられる。

当初は仁和寺の末寺であったが、安永7年(1778年)に尼真錐によって臨済宗に改められ、霊源禅師を請して中興開山された[3]

京都六地蔵について

平安時代初め小野篁が、一度冥土へ行った際に生身の地蔵尊を拝んだことで蘇った後、一木から六体の地蔵を彫りだしたという伝説がある。初めは大善寺に六体の地蔵尊が安置されていたが、平安時代末期の保元年間になり、六地蔵を深く信仰していた後白河天皇は京へ出入りする街道口にあたる6ヶ所に分けて安置するよう命じた。これを平清盛西行 に実行させ、各街道に地蔵堂を立てたものが起源だとされている[1]。常盤地蔵は、周山街道の入り口の守護のため、浄土宗常盤院(後の源光寺)に祀られたものと推測される。

現地情報

所在地

交通アクセス

脚注

出典

  1. ^ a b 常磐地蔵・源光寺 | 京の六地蔵めぐり | 京都じっくり観光2018年10月21日 閲覧
  2. ^ 常盤駅‐嵐電2018年10月21日 閲覧
  3. ^ 『日本歴史地名大系 京都市の地名』、平凡社

外部リンク


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