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油津駅

油津駅
カープ仕様となった駅舎(2020年10月)
あぶらつ
Aburatsu
(カープ油津駅)
日南 (2.2 km)
(4.3 km) 大堂津
地図東は元油津駅(初代・油津駅)
所在地 宮崎県日南市岩崎[1]
北緯31度35分12.95秒 東経131度23分45.81秒 / 北緯31.5869306度 東経131.3960583度 / 31.5869306; 131.3960583座標: 北緯31度35分12.95秒 東経131度23分45.81秒 / 北緯31.5869306度 東経131.3960583度 / 31.5869306; 131.3960583
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 日南線
キロ程 46.0 km(南宮崎起点)
電報略号 ラツ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
148人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1937年昭和12年)4月19日[1]
備考 簡易委託駅[1][2]
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油津駅
あぶらつ
Aburatsu
(1.0 km) 元油津
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 日南線(貨物支線)
キロ程 0.0 km(油津起点)
開業年月日 1941年昭和16年)10月28日
廃止年月日 1960年(昭和35年)7月25日
テンプレートを表示

油津駅(あぶらつえき)は、宮崎県日南市岩崎にある、九州旅客鉄道(JR九州)日南線である[1]

宮崎・志布志方面からの一部列車は当駅で折返すが、日中を中心に双方向の列車に接続している。

歴史

駅構造

島式ホーム1面2線を有する列車交換可能な地上駅[1]。駅舎とホームは構内踏切で連絡している。構内は広く、以前は側線があったので、ホームと駅舎間は少し離れている。1937年昭和12年)の開業当時からの駅舎が使用されている[1]

元は白を基調とした駅舎であったが、日南市が長きに渡り広島東洋カープキャンプ地であることから地元のカープファンの提案により、2018年2月より駅舎を赤く塗替え、「カープ油津駅」の愛称が付けられることとなった[4][5][注釈 1]。更に、日南飫肥杉デザイン会が駅舎内部もカープ仕様にすることを企画し、クラウドファンディング等の資金で内装も改められ、2022年2月8日にリニューアル式典が実施された[6]

簡易委託駅であり[2]、きっぷうりばが設置されている[8]。以前は駅員が配置されていたが、2004年(平成16年)4月1日限りで無人駅化された[1]。しかしそれに危機感を抱いた日南市は、市の外郭団体である日南市観光協会を市役所内から駅舎内に移転、観光案内所を開設。同時に出札業務を受託し、簡易委託駅となった[2]

のりば

のりば 路線 方向 行先
1・2 日南線 上り 南宮崎宮崎方面
下り 南郷志布志方面

利用状況

2015年(平成27年)度の1日平均乗車人員148人である。

近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

年度 1日平均
乗車人員
1996年 276
1997年 262
1998年 242
1999年 233
2000年 241
2001年 218
2002年 212
2003年 207
2004年 170
2005年 169
2006年 160
2007年 182
2008年 175
2009年 170
2010年 160
2011年 157
2012年 158
2013年 153
2014年 147
2015年 148

駅周辺

駅周辺には油津市街地が広がっており、各種銀行等も揃っている。

※以前はJR九州バス都城駅まで運行していた。

バス路線

路線バス宮崎交通の油津駅前バスセンターに発着する。

  • 1番のりば
  • 2番のりば
    • 宮崎空港宮崎駅
    • 伊比井方面 ANAホリデイ・イン リゾート宮崎(旧・青島パームビーチホテル)行
    • 中益安・北郷方面 さくらアリーナ行
    • 内野田・北郷方面 さくらアリーナ行
    • 風田方面 松永行・風田行
    • 飫肥行
    • 南郷・夫婦浦方面 幸島入口行

隣の駅

九州旅客鉄道(JR九州)
日南線
快速「日南マリーン号」・普通
日南駅 - 油津駅 - 大堂津駅

かつて存在した路線

日本国有鉄道
日南線(貨物支線・廃線
油津駅 - (貨)元油津駅

脚注

注釈

  1. ^ 同じく日南市をキャンプ地とする埼玉西武ライオンズについても同様の企画が進められており、最寄駅の南郷駅「ライオンズ南郷駅」として駅舎再塗装等の実施が進められている(詳細は南郷駅を参照)。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j 『週刊 JR全駅・全車両基地』 44号 宮崎駅・都城駅・志布志駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月23日、26頁。 
  2. ^ a b c d “日南市観光協会 JR油津駅に移転 切符販売や駅舎管理、無人化防ぐ=宮崎”. 読売新聞 (読売新聞西部本社): p. 32(朝刊). (2004年4月2日) 
  3. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、775頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ a b カープ油津駅お披露目セレモニー(除幕式)ご案内』(PDF)(プレスリリース)日本一のカープ駅をつくる会、2018年1月26日。オリジナルの2020年11月7日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201107142656/https://www.city.nichinan.lg.jp/main/info/data/【ニュースリリース】セレモニー.pdf2020年11月7日閲覧 
  5. ^ a b “駅舎赤く染め「カープ油津駅」に JR九州も快諾 宮崎”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (2017年12月9日). オリジナルの2017年12月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20171209083356/https://www.asahi.com/articles/ASKD55JJGKD5TNAB00F.html 2020年11月7日閲覧。 
  6. ^ a b “油津駅内装もカープ仕様 赤の飫肥杉プレートずらり”. 宮崎日日新聞 (宮崎日日新聞社). (2022年2月8日). オリジナルの2022年5月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220501005512/https://www.the-miyanichi.co.jp/chiiki/category_9/_60006.html 2022年5月1日閲覧。 
  7. ^ JR九州が組織強化へ 名称変更し「宮崎支社」発足”. 宮崎 NEWS WEB. NHK (2022年4月1日). 2022年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月1日閲覧。
  8. ^ 油津駅 - JR九州.2021年12月22日閲覧
  9. ^ 企業グループ”. 企業案内. 山形屋. 2024年5月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月18日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 油津駅(駅情報) - 九州旅客鉄道
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