池田隆徳池田 隆徳(いけだ りゅうとく[1]、1882年5月 - 1966年)は、日本の精神医学者。巣鴨保養院院長、東京女子医学専門学校(現・東京女子医科大学)教授。学位は、医学博士。 経歴1882年5月、福岡県に生まれる。1900年、福岡県中学修猷館[2]、1903年、第五高等学校医科[3]を経て、1908年、東京帝国大学医科大学を卒業し[4]大学院に進み、呉秀三のもとで精神病学を研究する。その傍ら、同大学で助手、東京府巣鴨病院(東京都立松沢病院の前身)で医員を務める。 1910年6月、巣鴨保養院院長に就任し、精神病者救治会事業で呉秀三を支えた。東京女子医学専門学校教授も務めている。 巣鴨保養院では、1924年7月31日に統合失調症と診断された作家島田清次郎が入院しており、池田が診療を行ったが、1930年4月29日にここで死去している。その後、池田は手記「島田清次郎君の死」を発表した。 参考文献
脚注
|