殷栗郡(ウンニュルぐん、いんりつ[2]ぐん)は朝鮮民主主義人民共和国黄海南道に属する郡。
地理
大同江河口の南岸に位置し、対岸の南浦特級市との間に西海閘門が建設されている。東に銀泉郡、東南に安岳郡、南に三泉郡と松禾郡、西にクァイル郡と隣接する。
行政区画
1邑・1労働者区・21里を管轄する。
- 殷栗邑(ウンニュルプ)
- 金山浦労働者区(クムサンポロドンジャグ)
- 佳泉里(カチョンニ)
- 冠山里(クァンサンニ)
- 観海里(クァネリ)
- 九月里(クウォルリ)
- 今卜里(クンボンニ)
- 金川里(クムチョンニ)
- 大棗里(テジョリ)
- 楽泉里(ラクチョンニ)
- 栗里(リュルリ)
- 山東里(サンドンニ)
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- 山勝里(サンスンニ)
- 三里(サムニ)
- 西谷里(ソゴンニ)
- 西海里(ソヘリ)
- 鳶岩里(ヨナムニ)
- 雲城里(ウンソンニ)
- 院坪里(ウォンピョンニ)
- 恩恵里(ウネリ)
- 二道浦里(イドポリ)
- 長連里(チャンニョンニ)
- 鉄山里(チョルサンニ)
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歴史
もとは黄海道に属す。1945年8月時点で7面(殷栗面、一道面、南部面、西部面、北部面、二道面、長連面)から成っていた。
年表
この節の出典[3]
- 1909年3月 - 長連郡が殷栗郡に編入。
- 1914年4月1日 - 郡面併合により、黄海道殷栗郡に以下の面が成立。(7面)
- 一道面・二道面・県内面・長連面・南部面・北部面・西部面
- 1918年 - 県内面が殷栗面に改称。(7面)
- 1952年12月 - 郡面里統廃合により、黄海道殷栗郡殷栗面・一道面・二道面・西部面・南部面・北部面・長連面、松禾郡松禾面・上里面の各一部地域をもって、殷栗郡を設置。殷栗郡に以下の邑・里が成立。(1邑26里)
- 殷栗邑・鳶岩里・山勝里・楽泉里・九月里・九宝里・院坪里・救王里・山東里・院堂里・熊島里・三里・雲城里・佳泉里・大棗里・冠山里・西谷里・金山里・西海里・金川里・松観里・二道浦里・鉄山里・観海里・長連里・栗里・今卜里
- 1954年10月 - 黄海道の分割により、黄海南道殷栗郡となる。(1邑25里)
- 1963年11月 (1邑1労働者区23里)
- 金山里が金山浦労働者区に昇格。
- 九宝里が長連里・冠山里に分割編入。
- 1967年10月 - 院堂里が松禾郡に編入。(1邑1労働者区22里)
- 1981年10月 - 救王里が恩恵里に改称。(1邑1労働者区22里)
- 1988年7月 - 松観里が南浦直轄市臥牛島区域に編入。(1邑1労働者区21里)
交通
参考資料
関連項目
外部リンク