森田 義之(もりた よしゆき、1948年 - )は、日本のイタリア美術史研究者。専門は、イタリアルネサンス美術史・都市史・技法史。イタリア・ルネサンス美術史全般(建築、彫刻、絵画、工芸)を、研究対象としている。特に、ルネサンス美術の舞台である都市に注目し、都市建設、パトロネージと芸術創造の関わりや、都市のなかでの芸術家の生きかたに関心を向けている。愛知県立芸術大学名誉教授。東京都出身。
代表的なルネサンス・パトロンであるメディチ家の歴史をたどった『メディチ家』(講談社現代新書)の著作がある。
学歴
職歴
受賞歴
著書
単著
共著
- 『NHKフィレンツェ・ルネサンス 2 ――美と人間の革新』(日高健一郎共著) ISBN 9784140087602
- 『NHKフィレンツェ・ルネサンス 6 ――花の都の落日』(日高健一郎共著) ISBN 9784140087640
- 『名画への旅(7)盛期ルネサンス(1)――モナ・リザは見た』(樺山紘一共著)講談社 1992年
- 『名画への旅(8)盛期ルネサンス(2)――ヴェネツィアの宴』(樺山紘一共著)講談社 1992年
- 『名画への旅(5)初期ルネサンス(1)――天上から地上へ』(樺山紘一共著)講談社 1993年
- 『名画への旅(6)初期ルネサンス(2)――春の祭典』(樺山紘一共著)講談社 1993年
- 『岡倉天心と五浦』(小泉晋弥共著)中央公論美術出版 1998年 ISBN 9784805503508
- 『美術とジェンダー』(共著、ブリュッケ)
- 『フィレンツェ・ルネサンス55の至宝』(芸術新潮編集部と、とんぼの本)新潮社 2007年
主な翻訳