松橋駅(まつばせえき)は、熊本県宇城市不知火町御領にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である[1]。
歴史
年表
駅名の由来
- 開業時の地名・松橋町が由来、駅所在地は隣村であった不知火村だった。
- 古くは「松葉の瀬戸」や「松馳」と読まれていた。
- 「松橋駅」の近くにある宇土半島は元々は島であり、不知火海と有明海は海峡で繋がっていた。この海峡は古くから「松葉の瀬戸」と言われ、いつしか「まつばせ」になり「松馳」と記された。この地が大野川を徒渉したところで後に橋が架かり、今の「松橋」に改名したという。「松橋」を「まつはし」と呼ばないのにはこのような歴史があるためである。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅で橋上駅舎を備える。東口と西口は自由通路で結ばれている。西口広場は2017年3月に整備完了した。
JR九州が運営する直営駅であるが、駅長の配置はない。
宇城市の中心駅であり、かつては宇土半島への観光地として賑わっており優等列車の停車駅で、一部特急列車や急行「えびの」「くまがわ」が停車していた。九州新幹線開業後は特急「九州横断特急」が早朝上り1本、夜間下り1本が停車していたが、2016年3月26日ダイヤ改正で特急列車が全て廃止され、2017年3月4日ダイヤ改正から運行を開始した特急列車も全列車通過となったため、普通列車のみの停車駅となった[7]。
のりば
- 過去ののりばについて
- 2015年6月28日までは、駅舎から1番線(八代方面)・2番線(特急往来時期の待避線)・3番線(熊本方面)の2面3線だった。
利用状況
乗降人員推移
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年度
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1日平均人数
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2005
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3,574
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2006
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3,567
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2007
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3,474
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2008
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3,498
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2009
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3,336
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2010
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3,352
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2016年からの1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度
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1日平均 乗車人員
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増加率
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出典
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2016年 |
1,764 |
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[12]
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2017年 |
1,758 |
-0.3%
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[13]
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2018年 |
1,736 |
-1.1%
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[14]
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2019年 |
1,724 |
-0.7%
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[15]
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2020年 |
1,340 |
-22.3%
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[16]
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2021年 |
1,426 |
6.4%
|
[17]
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2022年 |
1,504 |
5.5%
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[18]
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駅周辺
西側は田畑と住宅が混在しているが、駅舎のある東側は松橋市街地を形成している。また、駅前には松橋駅前バス停がある。
バス路線
- 松橋駅前
- 松橋駅通り
隣の駅
- 九州旅客鉄道(JR九州)
- ■鹿児島本線
- ■区間快速・■普通
- 宇土駅 - 松橋駅 - 小川駅
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
松橋駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク