東雲駅(しののめえき)は、東京都江東区東雲二丁目にある、東京臨海高速鉄道(TWR)りんかい線の駅である。駅番号はR 02。
当初は建設計画がなかったが、江東区の請願駅として開業している[3][4]。
歴史
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する高架駅[2]。りんかい線の多くが地下駅となっているが、当駅は大崎駅、新木場駅とともに数少ない地上部にある駅である。また、相対式ホームもりんかい線では当駅が唯一である。これはすでに旧・日本国有鉄道(国鉄)京葉貨物線として計画され、ほぼ完成していた複線用の高架橋を生かしたまま駅を後付けするかたちで建設したためである[4]。
のりば
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改札口(2021年7月)
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ホーム(2021年7月)
利用状況
2023年度の1日平均乗車人員は7,062人である[利用客数 1]。りんかい線内8駅中最下位だが、1996年の開業より2019年まで利用客が毎年増加してきた。
開業以来の1日平均乗車人員推移は下表のとおり。
年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度
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1日平均 乗車人員
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出典
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1996年(平成08年)
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808
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[* 1]
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1997年(平成09年)
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1,082
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[* 2]
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1998年(平成10年)
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1,118
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[* 3]
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1999年(平成11年)
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1,175
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[* 4]
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2000年(平成12年)
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1,192
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[* 5]
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2001年(平成13年)
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1,496
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[* 6]
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2002年(平成14年)
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1,901
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[* 7]
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2003年(平成15年)
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2,749
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[* 8]
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2004年(平成16年)
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2,970
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[* 9]
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2005年(平成17年)
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3,468
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[* 10]
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2006年(平成18年)
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4,203
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[* 11]
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2007年(平成19年)
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4,374
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[* 12]
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2008年(平成20年)
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4,822
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[* 13]
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2009年(平成21年)
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5,178
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[* 14]
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2010年(平成22年)
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5,268
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[* 15]
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2011年(平成23年)
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5,352
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[* 16]
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2012年(平成24年)
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5,793
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[* 17]
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2013年(平成25年)
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6,335
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[* 18]
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2014年(平成26年)
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6,449
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[* 19]
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2015年(平成27年)
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6,541
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[* 20]
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2016年(平成28年)
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6,590
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[* 21]
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2017年(平成29年)
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6,856
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[* 22]
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2018年(平成30年)
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7,209
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[* 23]
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2019年(令和元年)
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7,313
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[* 24]
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2020年(令和02年)
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5,487
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2021年(令和03年)
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6,165
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2022年(令和04年)
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6,622
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2023年(令和05年)
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7,062
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駅周辺
東雲は東京港埋立11号地に作られた新しい街である。かつて、周りは見渡す限りの工業団地・物流基地であった。その後国道357号北側の開発が進み、大型ショッピングセンターや商業施設が開業した。2005年以降は超高層マンションなども多数建設され、住民が急増している。
バス路線
駅前から発着するのは都営バス(東京都交通局)のみであるが、近隣にある東北急行バス・京成バスの営業所(車庫)から高速バス路線が発着する。高速バス路線はいずれも東京駅発着便が車庫との回送区間を営業運行しているものである。
都営バス
駅前ロータリーに東雲駅前停留所が設けられている。都営バスの以下の路線が乗り入れる。
東雲駅北側にある深川車庫前停留所にも近い。
東北急行バス
東雲駅北西側にある。停留所名は東北急行東京営業所。ただし同地より発着する関越交通では東雲車庫と呼称している。
京成バス
東雲駅から北に徒歩約10分の場所にある。停留所名は東雲車庫。
- マイタウン・ダイレクトバス
- 東京 - 木更津線(京成バス・日東交通)
- 東京 - 君津線(京成バス・日東交通)
- 東京 - 白子線(小湊鉄道)
- 東京 - 鴨川線【アクシー号】(京成バス・日東交通)
その他
当駅はテレビコマーシャル撮影で多く使われている。
隣の駅
- 東京臨海高速鉄道
- りんかい線
- ■通勤快速・■快速・■各駅停車(いずれもりんかい線内は各駅に停車)
- 新木場駅 (R 01) - 東雲駅 (R 02) - 国際展示場駅 (R 03)
脚注
記事本文
出典
利用状況
- 私鉄の1日平均利用客数
- 私鉄の統計データ
- 東京都統計年鑑
関連項目
外部リンク