日本クラウド証券株式会社(にほんくらうどしょうけん)は、1993年にディーブレイン証券として設立、グリーンシート銘柄を扱う。その後、みどり証券に商号変更。みどり証券を買収し、日本クラウド証券を設立。
概要
日本における本格的な融資型クラウドファンディングサービス「Crowd Bank」の提供を目的として、2013年、現経営陣が旧みどり証券(旧 ディー・ブレイン証券)に対してTOBを実施。社名を日本クラウド証券と変更し、「クラウドバンク」の運営を開始した。クラウドファンディング協会会員。
誰もが気軽に投資を始められる新しい資産運用プラットフォームをコンセプトに、融資型クラウドファンディングサービス「Crowd Bank」、「金取引サービス」を提供している。
沿革
- 2013年2月 - みどり証券株式会社(旧 ディー・ブレイン証券株式会社)に対して株式公開買い付けを実施
- 2013年4月 - 日本クラウド証券株式会社に商号変更、本店を東京港区に移転
- 2013年7月 - インターネットによる公募増資を実施
- 2013年9月 - 貸金業登録
- 2013年10月 - 第三者割当増資を実施(資本金110,000,000円)
- 2013年12月 - 融資型クラウドファンディングサービス「Crowd Bank」を開始
- 2014年2月 - グリーンシートポータルサイト「Crowd Equity」をリニューアルオープン
- 2015年7月 - 法令違反により財務省関東財務局より3カ月の業務停止命令を受ける[1]
- 2020年12月 - 第一商品株式会社との資本業務提携を締結[2]
- 2021年6月 - 「金取引サービス」取扱い開始[3]
- 2021年12月 - 「純金積立サービス」取扱い開始[4]
サービス
第1種金融商品取引業者(証券会社)が運営する資産運用サービス「Crowd Bank」。
サイト上で募集している様々なファンドから気に入ったものを選んで、プロが行う融資による資産運用に参加できるサービス。
個人・小口投資家を対象とした従来の金融商品と比較して、魅力的な利回りを提供しながらも、元本の保全性が高い金融商品を提供。
誰でも簡単に1万円から投資可能で、現在では累計応募総額2,500億円[5] を超えている。
融資型クラウドファンディングサービスでは人気ナンバーワン[5]。アプリも提供。
グリーンシート銘柄の取り扱い
- グリーンシート募集全銘柄数149社中、主幹事141社(累計)。総調達額112億円。
- 毎日の売買注文に基づいて気配を提示し取引をつなぐ仕組みを提供。
- グリーンシートから証券取引所に上場した企業は11社、経営統合により上場企業となった企業は5社。
- 業務停止以降、同業務は行われてない。
脚注
- ^ 日本クラウド証券株式会社に対する行政処分について財務省関東財務局
- ^ 第一商品株式会社との資本業務提携を締結
- ^ 「金取引サービス」取扱い開始のお知らせ
- ^ 純金積立サービスリリース!月々3,000円から始める「金」投資!
- ^ a b ホームページ参照
外部リンク