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日本アドシステムズ

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株式会社日本アドシステムズ
Nihon Ad Systems inc.
本社が入居する虎ノ門ヒルズ森タワー
種類 株式会社
略称 NAS
本社所在地 日本の旗 日本
105-6312
東京都港区虎ノ門一丁目23番1号
虎ノ門ヒルズ森タワー
北緯35度40分00.47秒 東経139度44分57.87秒 / 北緯35.6667972度 東経139.7494083度 / 35.6667972; 139.7494083座標: 北緯35度40分00.47秒 東経139度44分57.87秒 / 北緯35.6667972度 東経139.7494083度 / 35.6667972; 139.7494083
設立 1975年10月1日
業種 情報・通信業
法人番号 2010001061773 ウィキデータを編集
事業内容 テレビアニメーション等映像物の企画製作、版権管理、海外番組販売
代表者 和田修治
資本金 4,000万円
純利益 1007万4000円
(2023年12月期)[1]
総資産 9億8476万6000円
(2023年12月期)[1]
決算期 12月31日
主要株主 ADKエモーションズ 100%
関係する人物#関連人物」参照
外部リンク www.nasinc.co.jp/jp/ ウィキデータを編集
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株式会社日本アドシステムズ(にほんアドシステムズ、: Nihon Ad Systems inc.、略称:NAS(ナス))は、アニメーション製作およびキャラクターマーチャンダイジングを主な事業とする日本アニメプロデュース会社。株式会社ADKエモーションズの完全子会社であり、番組担当プロデューサーも同社従業員。

歴史

会社登記は1975年になされ、旭通信社(後のアサツー ディ・ケイ〈ADK〉)傘下において、アニメの企画や番組販売の営業のみでなく作品企画を手がける企業として[2]、1982年より営業している。社名の“AD”には、Animation Developmentの頭文字を掛けている。

NASの活動開始から2000年までプロデューサーを務めた中核メンバーの片岡義朗によれば、かつてはNAS自身が製作において出資することはなく、作品の製作費は旭通信社が番組スポンサーより集めており、片岡自身もNASと旭通信社の2社の名刺を持ちながら2社の立場を区別することはなかったという[2]。当初は主にフジテレビ系アニメ番組でNASの呼称が使われていた。1990年代からはテレビ東京系アニメの企画・製作・広告代理を主軸としているが、旧旭通信社と旧第一企画が合併する1998年まではASATSUのロゴが散見されていた。ABC制作テレビ朝日日曜朝枠のアニメ日本テレビ金曜夕方枠のアニメでも、制作クレジットはASATSUだが版権表示にNASの名を持つこともあった。

1990年代後半に日本俳優連合らの活動で声優のギャランティが上昇すると、制作費抑制を図るために従来よりアニメ作品の舞台化で取引関係のあった舞台興行会社ネルケプランニングと音響制作会社神南スタジオの2社との繋がりを持つこととなる(その背景については声優を参照のこと)。以降しばらく同社作品においては、同社に所属する舞台俳優を中心としたキャスティングが行われていた。しかし2001年に制作された『テニスの王子様』を機に日俳連系声優とネルケ系声優が共演するようになった。

2006年4月1日、長く使用してきたロゴデザインを一新した。これに伴い、従来はテレビ東京系列の番組で表示することが多かったNASの名称をUHF・衛星民放局で放送する作品などでも使い、ADKとの差別化が図られる様になりつつある。2007年夏にテレビ朝日で放送された深夜アニメ・『ZOMBIE-LOAN』より、テレビ東京以外の地上波キー局でもNAS名義で作品を放送している[3]

2019年1月4日、ADKの持株会社化に伴い新設されたADKエモーションズの子会社となる。なお、『最響カミズモード!』はNASが製作を手掛けているが、ノンクレジット扱いのため、製作はバンダイナムコピクチャーズが単独で務めている。

主な参加作品

作品詳細については個々の項目や日本アドシステムズの公式サイトを参照のこと。一部シリーズ作品以外は全て放送開始年順に列挙

テレビシリーズ

1980年代

1990年代

2000年代

2000年代前半
2000年代後半

2010年代

2010年代前半
2010年代後半

2020年代

2020年代前半

劇場アニメ

Webアニメ

漫画作品

関連人物

かつて在籍していた人物

関連会社

  • スーパー・ビジョン - グループ会社。主なNAS作品をDVDソフト化している。販売は別会社が担当。
  • テンユウ(TENYUU) - 子会社。オリジナル作品や持ち込み企画の、企画・策定を行い制作委員会を立ち上げて各社間調整を行う事を主業務としている。

出典

  1. ^ a b 株式会社日本アドシステムズ 第49期決算公告
  2. ^ a b 小黒祐一郎「この人に話を聞きたい 第七四回 片岡義朗」『アニメージュ』2005年3月号、徳間書店
  3. ^ ただし『ケロロ軍曹』シリーズ・『人造昆虫カブトボーグ V×V』など、スタッフロールのテロップと同じフォント(書体)で表記されている作品もある。

外部リンク

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