新潟県立新潟南高等学校
新潟県立新潟南高等学校(にいがたけんりつ にいがたみなみこうとうがっこう)は、新潟県新潟市中央区上所一丁目に所在する県立高等学校。 校章は雪と錨を組み合わせたもので、雪国の港町ということを表している。 新潟市役所より見て南側に位置することより名付けられた。東高校の名の案も挙げられたものの、東新潟は一般的に沼垂方面を指すことから見送られた。 概要1939年に開校した旧制新潟市立中学校を前身とする公立高校。近隣の新潟高校および新潟中央高校と比して比較的繁華街に近い立地を持つ。通称は「南高」(なんこう)。新潟県内では、新津・新発田を除けば「南高」と云うと同校を指す事が多い。2000年度から、全学級を対象に文部科学省主管のスーパーサイエンスハイスクール事業の指定を受けている。2005年度で終了予定であったが、好調な成果を上げた事からさらに2006年~2008年の3年間再指定を受けた。 校訓の自主責任・和衷協同・質実剛健は初代校長により制定されたもので、戦後に、廉潔高雅・知性良識の二つが追加された。校訓の他に「江風」の理念を持っており、近くを流れる信濃川にあやかってつけられたもの。もともとは中国の北宋時代の詩人、蘇軾の前赤壁賦内の「江上之清風」の一節よりとったものである。この江風の語は校訓と共に校歌内の歌詞に組み込まれているほか、同窓会の表記などとして使われている。 沿革
校歌
学校行事
部活動野球部が2度夏の甲子園に出場している。初出場は1984年(第66回)で、初戦の2回戦で京都外大西を延長11回4-3で破り、3回戦も高知の明徳義塾に4-2で勝利した。準々決勝で秋田の金足農業に0-6で敗れたが、全県が1県1校生となった1978年(第60回)以降で新潟県勢初めて夏の大会でベスト8に進出した。これは日本文理が2009年夏(第91回)で準優勝するまで新潟県勢唯一の記録であった。2回目の出場は1989年(第71回)で、初戦で奈良智辯学園に1-6で敗れている。 県内では数少ないボクシング部がある。1961年に県の教育庁よりボクシング場が移管されたことで、県内唯一の公式リングを有している。インターハイ予選の県大会は勿論、北信越予選、国体予選なども当校で行われており、当校からもインターハイ出場者を多数輩出している。 運動部文化部特殊部
通学手段
著名な卒業生
脚注関連項目外部リンク |