新潟市産業振興センター
新潟市産業振興センター(にいがたし さんぎょうしんこうセンター)は、新潟県新潟市中央区鐘木に所在する展示施設。同市周辺では単に産業センターとも呼ばれる。施設は新潟市が所有し、新潟市開発公社・愛宕共同事業体(同公社と愛宕商事による共同事業体)が指定管理者として運営管理を行っている。 概要・歴史1987年(昭和62年)4月開館。中心施設の一つである展示ホールの床面積は約4,455 m2で、竣工当時、新潟県内では最大規模のアリーナ施設だった。 1988年(昭和63年)夏の「第9回アジア卓球選手権大会[2]」や、翌1989年(平成元年)夏の「ナイスふ~ど新潟 '89 食と緑の博覧会[3]」のメイン会場となった。その他現在に至るまで、展示会やイベント、アイスショー、コンサートなどが開催されている。新潟市内でガタケットが開催される際には、この産業センターが会場となることが多い。 2003年(平成15年)春、新潟県が事業主体として整備した複合コンベンション施設「朱鷺メッセ」が竣工。新潟コンベンションセンターには床面積約7,800 m2を誇る国際展示場(ウェーブマーケット)が設けられた。このため産業センターは現在、新潟市内のアリーナ施設としては同センターに次ぐ規模となっている。 当センターの運営管理を行っている新潟市の外郭団体「財団法人新潟地域産業振興センター」[4] は開館以来、市から直接受託して業務を行っていたが、指定管理者制度の導入により2006年(平成18年)4月1日から指定管理者として3年間業務を受託し、2009年(平成21年)4月1日からは市の外郭団体で市有施設の運営管理を行う「財団法人新潟市開発公社」とNSGグループ傘下の「愛宕商事」と共同事業体を編成して業務を受託した。この間、法人としての産業振興センターと、隣接地の新潟テルサを運営していた「財団法人新潟勤労者福祉振興協会」の2つの財団法人は市の組織改革に伴い、2010年(平成22年)3月末を以って市開発公社と事業統合して解散し、現在の運営体制となった。 既に開館から四半世紀以上を経過して設備の老朽化が進んでおり、維持管理が課題となっている。 このため、2019年10月1日より2020年8月末迄の予定で休館して、改装工事を行うことになっている。 施設概要
交通
その他
脚注関連項目外部リンク座標: 北緯37度52分44.2秒 東経139度2分46.4秒 / 北緯37.878944度 東経139.046222度 |