後から前から
『後から前から』(うしろからまえから)は、畑中葉子の楽曲である。 本項では同曲をモチーフとした同名映画作品についても記述する。 楽曲
1978年にデビュー曲『カナダからの手紙』(平尾昌晃とのデュエット曲)が大ヒットするも、ソロ歌手転向後低迷が続いていた畑中が1980年ににっかつロマンポルノ『愛の白昼夢』に出演し世間に衝撃を与えた時期と前後してリリースされた。 本楽曲は同名映画共々ヒットするが、歌詞の内容からしてゴールデンタイムのテレビ番組には不適切と見られたせいか、畑中がテレビ番組で本楽曲を披露するのは殆ど深夜番組に限られていた。要注意歌謡曲指定制度の適用を受けていたとみられるが、最後に制度が改訂された1983年には指定されておらず、それ以前の指定状況は不明[1]。 作詞の「豊兵衛」は荒木とよひさの別名義である。荒木は教科書に採用されている「四季の歌」の作詞・作曲者であることから、同曲のイメージダウンを避けるための措置とされる。 1992年にデビューしたセクシーユニット「ゴールデンヒップス」、2014年には乙女フラペチーノ(おとといフライデー)がカバーした。 かつて中日ドラゴンズ選手だった前原博之の応援テーマとして使用されたことがある(「まえはら」と「前から」の捩りで)。 最近では、プロレスリングWAVEにおいてGAMI・中川ともかの連携技である延髄斬りの挟み撃ちをこの曲になぞらえて「後から前から」と名づけられた。このタッグチームは「ハタナカヨウコ」と命名され入場曲もこの曲を使用している。2012年1月4日の大会では畑中本人も来場した。 2016年5月11日にリリースされたアルバム『GET BACK YOKO!!』には、新たなアレンジを施した「新録音バージョン」が収録されている。 その後もセクシー系歌謡の代表的な曲としてラジオ番組などで取り上げられることが多く、畑中本人も好意的な反応を見せている。 収録曲
映画「後から前から」1980年版
出演者 2010年版
出演者 関連項目脚注
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