小張
小張(おばり)は、茨城県つくばみらい市の地名。郵便番号は300-2353。 地理つくばみらい市の中部に位置し、地域内を県道野田牛久線が通る。また、みらい平地区に隣接しており、北西部をみらい平地区へと分離した。地域内には市立小張小学校、つくばみらい市総合運動公園がある。 東は板橋・伊奈東、西は新戸・市野深・紫峰ヶ丘・陽光台・谷口、南は新戸、北は小島新田と接している。 世帯数と人口2017年(平成29年)8月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
小・中学校の学区市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
歴史
戦国時代には只越善久(ただこしぜんきゅう)が小張城を築城した[3]。慶長8年(1603年)に松下重綱が小張城に入り、小張藩を立てたが、元和2年(1616年)に下野国烏山藩へ移封となったため、小張藩は消滅し、小張城も廃城となった[3]。寛永2年(1625年)、伊奈忠治が陣屋を設け、鬼怒川の河川工事と谷原領の開拓の拠点とした[4]。また近世の小張は「小張駅」とも称し、筑波や谷田部へ向かう街道の宿駅としての役割もあった[4]。 近代になると小張村の役場が置かれ、伊奈村(後に伊奈町)発足以後は村の北部に位置する一集落となった[4]。 交通→「みらい平駅 § バス」も参照
首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスみらい平駅、常磐線取手駅とつくば市谷田部地区を結ぶ路線バスと、つくばみらい市コミュニティバス「みらい号」が地域内を走っている。みらい平駅にも近接しており、みらい平駅からのバスも利用できる。 路線バス地域内には、「寺下」、「小張下宿」、「小張」、「愛宕」、「愛宕住宅前」、「高波」、「出山住宅」の7つの停留所がある。
コミュニティバス地域内には、「高波住宅前」、「高波」、「愛宕住宅前」、「愛宕」、「小張」、「宮田歯科前」、「総合運動公園西」、「寺下」、「小張下宿」、「出山住宅前」の10つの停留所がある。
道路
施設
史跡脚注参考文献
関連項目 |