富士山河口湖音楽祭富士山河口湖音楽祭(ふじさんかわぐちこおんがくさい)は河口湖や河口湖ステラシアターなど、富士河口湖町を中心とした地域で毎年7・8月に開かれる音楽祭である。 概要河口湖ステラシアター内の実行委員会が毎年企画・運営し、指揮者の佐渡裕が監修している[1]。2002年8月に第1回が開かれて以来、毎年行われている音楽祭である[2][3]。 富士河口湖町によると2010年の音楽祭では約1万6000人が参加した[4]とされるほどのイベントである。富士河口湖町の夏の恒例行事とも言われ[5]、町の施政方針で「当町のシンボル的なイベントとして定着した」と表現されたこともある[6]。河口湖ステラシアターや河口湖円形ホールなどのコンサート会場以外でも演奏が行われる。河口湖ショッピングセンター ベルや河口湖美術館、河口湖駅前[4]、さらにはふじてんスノーリゾートや富士山の五合目でもコンサートが開かれたことがある[7]。 内容内容は年によって異なるものの、合唱や吹奏楽[1]、マーチングや佐渡裕による音楽教室 [8]兵庫県立芸術文化センターのスーパーキッズオーケストラによるコンサート[3]、ヴァイオリンのリサイタル[7]などは[9]毎年行われている。合唱で歌われた曲として主なものを上げると、第7回にはベートーベンの交響曲第9番が歌われた。第10回にはオルフのカルミナ・ブラーナの全曲がシエナ・ウインド・オーケストラの演奏とともに歌われた[5]。吹奏楽はシエナ・ウインド・オーケストラ[10]や山梨県内の中学生による特別バンドの演奏[11][3]とその公開練習[7]、全日本吹奏楽コンクールに出場経験の多い高校(習志野市立習志野高等学校など)の演奏[3]などがある。 佐渡裕のコンサートではアンコールに星条旗よ永遠なれを演奏するのが定番になっている[12]。これは富士山河口湖音楽祭でも同様であり、公式サイトには「好きな楽器を持って、楽器がなければ音が鳴るものを持って」星条旗よ永遠なれを演奏するよう書いてある[13] 出典
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