姥湯温泉(うばゆおんせん)は、山形県米沢市(旧国出羽国、明治以降は羽前国)にある温泉。米沢八湯の一つで一軒宿の桝形屋旅館は「温泉米沢八湯会」に加盟している[1]。大日岳の山麓、大昔の噴火口跡に温泉はあり、標高1300mと高所に位置する。福島との県境も近い。
泉質
単純温泉(低張性酸性高温泉)[2]
青みがかった白濁湯が特徴。
温泉地
一軒宿の「桝形屋旅館」が存在。
旅館の建物は2004年(平成16年)から翌年にかけて新築改装され新しくなった。
内湯は男女別の檜風呂。露天風呂は混浴の大露天風呂と、女性専用風呂がある。夜間には女性用と混浴が入れ替わる[3]。
歴史
室町時代(1533年)の発見とされる[4]。桝形屋初代が山師として金山を探している時、山姥に教えられて発見したとされる。温泉名もこれに因み姥湯となった[4]。現在の当主は17代目[4]。
アクセス
- 自動車:東北自動車道を福島飯坂ICで降りて国道13号線米沢方面へ、米沢市板谷から山道を約14 kmで駐車場着[5]。
- その昔、滑川温泉を過ぎて姥湯温泉に至る途中の山道には、スイッチバックしなければ上れない急坂が存在した。現在は改修されてスイッチバックは解消したが、20%を超える急坂は健在である(最大22%)[要出典]。
- 鉄道:JR東日本奥羽本線峠駅下車。駅前より桝形屋の送迎車を利用して約25分で駐車場。送迎車は宿泊者のみで事前予約が必要[5]。
- 駐車場から宿までは徒歩で約200 m[5]。
周辺
脚注
- ^ “温泉米沢八湯会”. 国土交通省. 2023年7月4日閲覧。
- ^ “温泉分析書” (PDF). 姥湯温泉桝形屋. 2018年11月19日閲覧。
- ^ “お風呂”. 姥湯温泉桝形屋. 2018年11月19日閲覧。
- ^ a b c “姥湯温泉について”. 姥湯温泉桝形屋. 2018年11月19日閲覧。
- ^ a b c “アクセス”. 姥湯温泉桝形屋. 2018年11月19日閲覧。
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