太宰府駅(だざいふえき)は、福岡県太宰府市宰府二丁目にある西日本鉄道(西鉄)太宰府線の駅。駅番号はD02。同線の終点で、太宰府天満宮最寄り駅である。
なお、大宰府駅との表記は誤り。
前身である太宰府馬車鉄道から辿れば、現存する西鉄最古の駅でもある。
歴史
-
旧駅本屋 (1987年8月)
-
旧ホーム (1987年8月)
駅構造
頭端式3面2線のホームを持つ地上駅。2線を3面のホームで挟む構造となっており、中央のホームが乗車専用、両側のホームが降車専用となっている。「「古都太宰府」の展開」(太宰府市史)に、1965年12月にホームを増設したという記述がある。
ホーム端部の先に太宰府天満宮を模した外観の駅舎があり、ホームからスロープでほぼ段差なくつながっている(4番ホームの一部に階段あり)。改札口は駅前広場に面した北側のほか、東向きにも駅からの出場専用改札口が設けられている。窓口での対応を必要とする場合は、北側を利用する必要がある。
-
改札口と頭端式ホーム(2007年1月)
-
出場専用改札口(2007年1月)
-
降車用ホーム・4番のりば
-
乗車ホーム・2,3番のりば
-
降車用ホーム・1番のりば
-
駅名標
のりば
利用状況
2022年度の1日平均乗降人員は11,658人[西鉄 1]であり、西鉄の駅としては第17位である[2]。
年度別1日平均利用客数
年度
|
1日平均 乗車人員
|
1日平均 乗降人員
|
出典
|
1996年(平成08年)
|
7,101
|
14,073
|
[3]
|
1997年(平成09年)
|
6,712
|
13,306
|
1998年(平成10年)
|
6,710
|
12,728
|
1999年(平成11年)
|
6,368
|
12,636
|
2000年(平成12年)
|
6,200
|
12,274
|
2001年(平成13年)
|
6,052
|
11,896
|
[4]
|
2002年(平成14年)
|
5,929
|
11,658
|
2003年(平成15年)
|
5,852
|
11,432
|
2004年(平成16年)
|
5,652
|
11,140
|
2005年(平成17年)
|
5,608
|
11,197
|
2006年(平成18年)
|
5,674
|
11,348
|
[5]
|
2007年(平成19年)
|
5,516
|
11,066
|
2008年(平成20年)
|
5,537
|
11,123
|
2009年(平成21年)
|
5,575
|
11,734
|
2010年(平成22年)
|
5,578
|
11,247
|
2011年(平成23年)
|
5,467
|
11,030
|
[6]
|
2012年(平成24年)
|
5,810
|
11,850
|
2013年(平成25年)
|
5,854
|
11,931
|
2014年(平成26年)
|
5,846
|
11,878
|
2015年(平成27年)
|
5,945
|
12,091
|
2016年(平成28年)
|
5,898
|
12,049
|
[7]
|
2017年(平成29年)
|
5,802
|
11,876
|
2018年(平成30年)
|
5,896
|
12,047
|
[8]
|
2019年(令和元年)
|
5,932
|
[西鉄 2]12,139
|
[9]
|
2020年(令和02年)
|
|
[西鉄 3]6,619
|
|
2021年(令和03年)
|
|
[西鉄 4]8,528
|
|
2022年(令和04年)
|
|
[西鉄 1]11,658
|
|
駅周辺
太宰府市の中央部よりやや北東寄りに位置する。駅構内に観光案内所が設けられており太宰府天満宮にも近く、太宰府観光の拠点となっているが、太宰府市の中心市街地及び市役所へは隣の西鉄五条駅の方が近い。
駅前を福岡県道35号筑紫野古賀線が通る。同道路は駅の南側約200mの位置に有る梅大路交差点で福岡県道76号筑紫野太宰府線と交差する。
学校
商業・金融機関等
バス路線
西鉄バス二日市太宰府停留所(路線は2024年10月1日現在)
まほろば号西鉄太宰府駅停留所
- 5番・無番:西鉄都府楼前駅(五条駅・市役所・政庁跡・関屋経由、一部五条駅経由しないものあり)
- 5番:北谷方面・只越
- 無番:内山(竈門神社前)
- 無番:西鉄都府楼前駅(五条駅・市役所・通古賀経由)
隣の駅
- 西日本鉄道
- ■太宰府線
- 西鉄五条駅(D01) - 太宰府駅(D02)
脚注
出典
- 西日本鉄道の1日平均利用客数
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、 太宰府駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
|