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この項目では、旧芸名・大西滝次郎の俳優について説明しています。軍人の大西瀧治郎については「大西瀧治郎」をご覧ください。 |
大西 信満(おおにし しま、1975年8月22日 - )は、日本の俳優。神奈川県出身。ディケイド所属。旧芸名は大西 滝次郎(おおにし たきじろう)。
来歴・人物
2003年、『赤目四十八瀧心中未遂』で映画初出演にして主演に抜擢され、第58回毎日映画コンクール・スポニチグランプリ新人賞、第13回日本映画批評家大賞・新人賞を受賞。若松孝二監督作品に多数出演しており、2008年の映画『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』に続く2010年の映画『キャタピラー』では、日中戦争で四肢を失った傷痍軍人の壮絶な苦しみを怪演[注 1]。2013年、吉田修一の同名小説を映画化した『さよなら渓谷』では、大学時代に集団レイプした女性被害者との複雑な人生模様を演じ、注目された。大西自身は、早くから原作の映画化を希望し、5年以上かけて制作にも関わっていた[注 2]。
受賞歴
- 2003年度
- 第54回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞(『赤目四十八瀧心中未遂』)
- 第13回日本映画批評家大賞 新人賞(『赤目四十八瀧心中未遂』)
- 2010年度
- 第2回TAMA映画賞 最優秀新進男優賞(『キャタピラー』)受賞理由:戦争によって奪われた手足と甦る悪夢、それでも本能のままに「生きていかねばならない」帰還兵の苦しみと痛みを全身全霊で表現した。
出演
映画
テレビドラマ
配信ドラマ
PV
脚注
注釈
- ^ 手足がなく、口もきけない壮絶な苦しみを表現するため、自ら壁に頭をぶつけて血まみれになっていたことが語られている。『若松孝二キャタピーラー』游学社(2010)p70-72
- ^ youtube: 伊藤さとりと映画な仲間たち Vol/61 さよなら渓谷 大西信満 (2013) https://youtu.be/-4T7Lk3h2gs
出典
外部リンク
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