大船渡線営業所(おおふなとせんえいぎょうしょ)は大船渡線(一ノ関駅を除く)と気仙沼線の一部(気仙沼 - 本吉)を管理・統括する東日本旅客鉄道(JR東日本)盛岡支社の組織で、気仙沼駅構内に併設されていた。所長は気仙沼駅長を兼務する。
管轄
以下の区間の駅・設備を管理する。
組織
- 総務科
- 線路科 - 一ノ関保線技術センター気仙沼派出に移管された。
- 工務科
- 運輸科 - 運転士が所属していた。
- 気仙沼駅
- 摺沢駅(摺沢派出所 / JR東日本東北総合サービスに業務委託)
- 千厩駅(千厩派出所 / JR東日本東北総合サービスに業務委託)
- 陸前高田駅(陸前高田派出所 / JR東日本東北総合サービスに業務委託)※現在は暫定的に盛駅より駅員が派遣され、曜日限定での営業。
- 本吉駅(簡易委託駅)※現在は暫定的に気仙沼駅より駅員が派遣され、曜日限定での営業。
- 盛駅(盛派出所 / JR東日本東北総合サービス)
- JR気仙沼旅行センター(南気仙沼駅)※震災により建物流失のため営業休止中。再開時期未定。
運転士乗務範囲
沿革
- 1992年(平成4年)12月1日 - 発足(一ノ関運輸区気仙沼派出を統合、車掌は一ノ関運輸区へ編入)[1]。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 摺沢駅長・陸前高田駅長を廃止し、気仙沼駅管理下の業務委託駅(派出所)となる。
- 2013年(平成25年)9月28日 - 運輸科の運転士業務が一ノ関運輸区へ移管される。入居施設をBRT気仙沼営業所へ転用。
- 2014年頃(時期不明) - 大船渡線営業所を廃止。
- 保線科が一ノ関保線技術センターへ移管され同センター気仙沼派出となる。
- 信号係を盛岡信号通信技術センター傘下一ノ関メンテナンスセンターへ移管
- 営業係を気仙沼駅へ移管。
- 南気仙沼駅付近に存在し、津波で倒壊した社宅を同所構内に再建。
- 2017年(平成29年)4月1日 - 盛駅長を廃止し、気仙沼駅管理下の業務委託駅となる。
脚注
- ^ “大船渡線営業所を設置 JR盛岡支社、12月から”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1992年9月29日)
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