内務省告示第56号(ないむしょうこくじだい56ごう)は、1925年(大正14年)3月30日に旧内務省が発表した、東京地区の地下鉄整備計画である。「東京都市計画高速度交通機関路線」として5路線を決定している。[1]
この計画は、1946年12月7日に戦災復興院告示第252号「東京復興都市計画高速鉄道」[2] によって改訂されている。
概要
2項目からなり、第1項目で「東京都市計画高速度交通機関路線」として5路線を位置づけている。第2項目で「東京市区改正設計中高速度鉄道線路の部を削る」としている。
東京都市計画高速度交通機関路線
路線
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区間
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延長距離
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免許状下付事業者
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1946年12月までの開業状況
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1925年
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1929年
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1934年
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1937年
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1941年
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1号線
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五反田付近 - 芝公園 - 新橋 - 日本橋 - 万世橋 - 上野 - 浅草 - 押上
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16.7 km
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東京地下鉄道
(高輪南町 - 浅草公園広小路)[3]
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東京地下鉄道
(高輪南町 - 浅草公園広小路、馬込町 - 大崎町 - 三田二丁目[4])
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京浜地下鉄道
(品川 - 新橋[5])
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帝都高速度交通営団
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東京地下鉄道により新橋 - 浅草、8.0kmが開業。
1939年より、新橋で3号線と相互直通運転(現在の銀座線)。
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東京地下鉄道
(新橋 - 浅草公園広小路、馬込町 - 大崎町 - 三田二丁目)
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2号線
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目黒付近 - 西久保 - 祝田町 - 本石町 - 浅草橋 - 田原町 - 南千住
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16.1 km
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東京市
(目黒町 - 南千住町)[6]
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未開業。
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3号線
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渋谷付近 - 桜田本郷町 - 東京 - 万世橋 - 本郷三丁目 - 巣鴨付近
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15.4 km
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東京市
(渋谷町 - 巣鴨町)[6]
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東京高速鉄道
(渋谷町 - 東京)[7]
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東京高速鉄道により渋谷 - 新橋、6.3kmが開業。
1939年より、新橋で1号線と相互直通運転(現在の銀座線)。
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東京市
(東京 - 巣鴨町)
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4号線
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新宿付近 - 四谷見附 - 日比谷 - 築地 - 蛎殻町 - 御徒町 - 本郷三丁目 - 竹早町 - 大塚
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20.0 km
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東京市
(淀橋町角筈 - 大塚)
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東京高速鉄道
(淀橋町角筈 - 築地)[7]
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帝都高速度交通営団により着工するも、未開業。
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東京市
(築地 - 大塚)
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5号線
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池袋付近 - 早稲田 - 飯田町 - 一ツ橋 - 東京 - 永代橋 - 洲崎
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14.2 km
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東京市
(西巣鴨町 - 深川西平井町)[6]
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未開業。
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計
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82.4 km
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-
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14.3 km
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関連項目
脚注
- ^ 官報. 1925年03月30日、告示 / 内務省 / 第56号 / 東京都市計畫高速度交通機關路線決定/p717
- ^ 官報. 1946年12月07日、告示 / 戰災復興院 / 第252号 / 東京復興都市計画高速鉄道決定/p45
- ^ 官報. 1919年11月19日、彙報 / 地下鐵道免許狀下付東京輕便地下鐵道株式會社發起人(鐵道院)/p511
- ^ 1928年5月19日に三田二丁目 - 大崎町間の免許取得(鉄道統計資料. 昭和3年 第3編 監督/1.免許(本年度中)/p3)。1929年5月20日に大崎町 - 馬込町間の免許取得(鉄道統計資料. 昭和4年 第3編 監督/1.免許(本年度中)/p3)。
- ^ 鉄道統計. 昭和12年度 第3編 監督/5.譲渡(本年度中)/p7
- ^ a b c 官報. 1925年05月18日、彙報 / 鐵道免許狀下付東京市(鐵道省)/p458
- ^ a b 鉄道統計資料. 昭和7年度 第3編 監督/4.讓渡(本年度中)/p5