土呂町
土呂町(とろちょう)は、埼玉県さいたま市北区の町丁。現行行政地名は土呂町一丁目・土呂町二丁目および土呂町。住居表示未実施地区[4]。郵便番号は331-0804[2]。本項では、土呂町の前身で現在も残存する[5]大字土呂(とろ)と、その前身である土呂村(とろむら)についても述べる。 地理埼玉県さいたま市北区南部の主に大宮台地上に位置する。地区の東部で見沼に、南部で寿能町や盆栽町に、西部で植竹町に、北部で本郷町に隣接する。町内は市街化区域[6]に指定され、東日本旅客鉄道(JR東日本)宇都宮線[注釈 1]の土呂駅を中心として住宅地が広がっている。見沼の北部にあたる芝川沿いの沖積平野の地区は、土呂町から分離して見沼一丁目 - 三丁目となっている。 地価住宅地の地価は、2015年(平成27年)1月1日の公示地価によれば、土呂町一丁目39番10の地点で231,000円/m2となっている[7]。 歴史もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡大宮領に属する土呂村であった[8]。村内は上土呂および下土呂と私的に区分けされていた[9]。村高は正保年間の『武蔵田園簿』では198石余(田19石余、畑179町余)、『元禄郷帳』では195石余、『天保郷帳』では新田開発により高入れされ902石余であった[8]。助郷は中山道大宮宿に出役していた[8]。化政期の戸数は64軒で、村の規模は東西5町、南北20町余であった[8]。
地名の由来土呂(とろ)は「瀞」と同義であり、水を湛える見沼溜井の様子から生じたものと云われる[30]。 土呂村および大字土呂に存在していた小字寿能・在家・洲崎・黒塚・神明・稲荷・見沼・見沼南[31][注釈 2] 世帯数と人口2017年(平成29年)9月1日時点の世帯数と人口は、以下のとおりである[1]。
小・中学校の学区市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下のとおりとなる[32]。
交通鉄道
バス・乗合タクシー
道路
地域公園・緑地
施設土呂駅が所在し、駅前や産業道路周辺を中心に多くの商業施設が立地する。
※ 土呂西口郵便局は植竹町二丁目に所在する。 脚注注釈出典
参考文献
関連項目外部リンク |