同文舘出版
同文舘出版株式会社(どうぶんかんしゅっぱん)は、東京都千代田区に所在する出版社である。 歴史1896年(明治29年)5月、森山章之丞[3]により創業。教育、歴史、宗教、経済、商業等の専門書を中心に刊行。八大辞典の刊行などにより専門出版社としての地位を固めた。1944年(昭和19年)に企業整備令により三省堂に統合。戦後再独立し、1958年(昭和33年)に現社名に変更して、現在に至る[4]。 大日本百科辞書同文舘の社主・森山章之丞は、以下のドイツ式の学問分野別大事典『大日本百科辞書』の出版を計画した。
しかし、多額の出版費用に耐えきれず、同文舘は1912年に経営破綻に陥り、刊行は「大日本百科辞書刊行会」に引き継がれた[5]。 このうち『法律大辞書』は全6巻総ページ数3600頁にのぼり、鳩山秀夫、穂積重遠、美濃部達吉、三浦周行、佐々木惣一ら東京帝大、京都帝大などの法学者のほか、行政官や司法官も執筆に参加した[6]。 脚注
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