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南蔵院 (福岡県篠栗町)

南蔵院
南蔵院本堂入口
南蔵院本堂入口
所在地 福岡県糟屋郡篠栗町大字篠栗1035
位置 北緯33度37分11.1秒 東経130度34分22.2秒 / 北緯33.619750度 東経130.572833度 / 33.619750; 130.572833座標: 北緯33度37分11.1秒 東経130度34分22.2秒 / 北緯33.619750度 東経130.572833度 / 33.619750; 130.572833
宗派 高野山真言宗
寺格 別格本山
創建年 1899年
札所等 篠栗四国八十八箇所
公式サイト 南蔵院
法人番号 3290005006060 ウィキデータを編集
南蔵院 (福岡県篠栗町)の位置(福岡県内)
南蔵院 (福岡県篠栗町)
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南蔵院(なんぞういん)は、日本福岡県糟屋郡篠栗町にある高野山真言宗の寺院[1]。同宗の別格本山であり、篠栗四国八十八箇所の総本寺[2]ブロンズ製としては世界最大級となる仏像「釈迦涅槃像」などがあり、年間130万人以上の参拝者がある[3]開運の利益で知られる「出世大黒天」など、宝くじパワースポットとしても著名となっている[4]

来歴

篠栗四国八十八箇所の完成(安政2年・1855年)後、高野山真言宗大本山・金剛峯寺から寺格を、1899年明治32年)に正式な認可を獲得、当初は城戸川端堂という小堂であった[4]明治時代には、廃仏毀釈のあおりを受け霊場廃棄命令が出されたものの、地元民らの長年の嘆願の末に存続されることとなった[3]

伽藍

  • 本堂 阿弥陀如来を奉る。
  • 大師堂
  • 女天堂
  • 妙見堂
  • 大黒堂
  • 荒神堂 他

釈迦涅槃像

全長41メートル、高さ11メートル[5]。ブロンズ製の涅槃像としては世界最大級とされている[6]。開眼の折には当時の米国大統領ビル・クリントンからも祝辞が届いた。安置されている仏舎利は長年の貢献の返礼としてミャンマー仏教会から贈られたものである[3]

大黒天の札

本寺の住職・林覚乗[7]ジャンボ宝くじナンバーズ4などの宝くじで最大1億3000万円の高額当選を繰り返し、その際に手元に保有していた開運アイテムとして知られる、大黒天をかたどった紙製の札。敷地内の売店にて販売されている。

交通

鉄道
JR九州福北ゆたか線篠栗線城戸南蔵院前駅下車すぐ。
自家用車
九州自動車道福岡インターチェンジより約9キロメートル。

出典

  1. ^ 【きょうのテーマ】世界最大の「寝仏さん」 南蔵院 福岡県篠栗町”. 西日本新聞 (2017年2月15日). 2019年10月7日閲覧。
  2. ^ 南蔵院”. 篠栗町観光協会. 2019年10月7日閲覧。
  3. ^ a b c 南蔵院”. ZEKKEI Japan. 2019年10月7日閲覧。
  4. ^ a b 鈴木正崇仏教寺院の近代化と地域社会:福岡県篠栗町の事例から」『慶応義塾大学大学院社会学研究科紀要 : 社会学心理学教育学 : 人間と社会の探究』第77号、2014年、177-211頁。 
  5. ^ 寝ながら、すっきり 福岡・南蔵院で「御身拭い」”. 朝日新聞 (2017年12月27日). 2019年10月7日閲覧。
  6. ^ 仏様、外国人マナー違反に悩む 飲酒・スケボー・像の足裏にガム 福岡・篠栗”. 毎日新聞 (2019年2月5日). 2019年10月7日閲覧。
  7. ^ 宝くじで1億3千万円当せんした住職、使い道と当たる秘訣”. 女性自身 (2019年8月18日). 2019年10月8日閲覧。

外部リンク

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