利別川
利別川(としべつがわ)は、北海道十勝総合振興局管内を流れる十勝川水系十勝川支流の一級河川である。 流路北海道足寄郡陸別町の東三国山(標高1,230m)北麓に源を発し南へ流れ、中川郡豊頃町北部で十勝川へ合流する。 名称の由来アイヌ語の「トゥㇱペッ(tus-pet)」(綱・川)に由来するとされる[1][2]。この名がついた理由には諸説あり、かつて釧路アイヌと十勝アイヌの境界争いに際し、十勝アイヌが河口に縄を張って釧路アイヌを通さなかった、という説や、「蛇」の忌み言葉として、「トゥㇱ」を用いた(蛇が多くいる、あるいは蛇のような川、の意)とする説が挙げられている[2]。 地質流域地帯の岩盤層は比較的浅い深さに存在するため、陸別町・足寄町・本別町などの上流域では川底に岩盤がむき出しになった岩場を確認することができる。下流の十勝川との合流地点付近の川底では逆に砂などが厚い堆積層を形成している。 ダム・ダム湖
流域の自治体支流括弧内は流域の自治体 主な橋梁
(十勝川) 並行する交通ほぼ国道242号に沿って流れる。かつては北海道ちほく高原鉄道も並行していたが、2006年4月21日に廃止された。 脚注
関連項目
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