兵庫芸術文化センター管弦楽団
兵庫芸術文化センター管弦楽団(ひょうごげいじゅつぶんかセンターかんげんがくだん、Hyogo Performing Arts Center Orchestra)は、2005年に設立された[1]オーケストラである。 概要兵庫県西宮市の兵庫県立芸術文化センター専属のオーケストラ。日本オーケストラ連盟正会員[2]。英文の略称、PACに由来してPACオーケストラ(パックオーケストラ)とも呼ばれる[1]。定期演奏会等のほか、同センター主催によるオペラ、バレエの公演では演奏を担当する。いわゆる「座付きオーケストラ」でもある[3]。 世界各地から集まった主としてコアメンバーと呼ばれる[4]35歳以下の若い楽員を中心に[1]、レジデント・プレイヤーやアソシエイト・プレイヤーなどを加え、演奏プログラムに応じて編成される[5]。コアメンバーの任期は最長で3年であり[1]、その間に実力を高めることを期待される、アカデミー型オーケストラとしての側面もある[1]。 芸術監督は指揮者の佐渡裕が務める。2005年のこけら落し公演3回が即日完売して2公演を追加した。また2006年に初の本格的オペラ上演として『蝶々夫人』の公演6回に2回の追加公演が開かれた。また発足直後からCDの連続リリースが発表される。 結成の年である2005年より、年末に開かれる「サントリー1万人の第九」コンサートに「1万人の第九オーケストラ」として毎年参加している[5] 。 また近年行われた佐渡裕指揮の「夏の夜の夢」では、京都市少年合唱団との共演も果たしている。 演奏会
関連項目脚注出典
参考文献
外部リンク |