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九州大学の建築物九州大学の建築物（きゅうしゅうだいがくのけんちくぶつ）では、九州大学の建築物について説明する。 箱崎地区旧工学部本館、旧工学部応用物質化学機能教室、旧工学部超伝導システム科学研究センター、旧道路工学実験室、旧工学部航空工学教室の5つの建築物は、近代化産業遺産群に認定された[1]。 伊都地区への移転に伴い、箱崎地区の建築物は旧工学部本館など一部を除き解体された。保存されているのは、工学部本館、本部第一庁舎、本部第三庁舎、正門、正門門衛所、煉瓦塀の一部である[2] 2015年（平成27年）10月16日と10月18日には、「近代建築物撮影ツアー」が開催された。キャンパス移転に伴い解体が予定されている旧応力研生産研本館（法文学部本館）・応用物質化学機能教室（応用化学教室）・旧文学部心理学教室・工学部高温度化学実験室・第三学生集会所（三畏閣）が対象建物となった[3]。 2023年3月に旧工学部本館・旧本部事務室棟・旧本部建築課棟・門衛所が国の登録有形文化財に登録された[4]。 帝国大学時代に建てられた建築物  本部第一庁舎（出典：[5]） 本建物の建材は1923年（大正12年）12月に焼失した旧九州帝国大学工学部本館（1914年（大正3年）3月竣工）の煉瓦等を再利用したものである。施工後工学部仮実験室及び研究室として活用され、1928年（昭和3年）3月に法文学部本館に存在した大学本部事務局が同地に移転し現在に至る。 正門 （九州帝國大學工科大學正門）
（出典：[6]） （旧）工学部本館 （九州帝國大學工學部本館） （出典：[7]） （旧）応力研生産研本館 （九州帝國大學法文學部本館）
（出典：[8]） 1925年（大正14年）9月、大学本部事務所が医学部構内から本館内に移転し、1928年（昭和3年）3月に工学部第一新館へ移転するまで機能した。解体。 （旧）工学部航空工学教室 （九州帝國大學工學部航空學教室） （旧）工学部応用物質化学機能教室（応用化学教室） （九州帝國大學工學部応用化學教室） （出典：[9]） 解体。 （旧）工学部高周波電気及電子工学実験室（工学部超伝導システム科学研究センター）（2011年からグラミン・クリエイティブ・ハウス[10]）
解体。 農学部（六号館） （九州帝國大學農學部農芸化學本館） アドミッションセンター（文学部心理学教室） （九州帝國大學法文學部心理學教室） 新制大学時代に建てられた建築物 九州大学創立五十周年記念講堂→詳細は「九州大学創立五十周年記念講堂」を参照
九州大学の創立50周年を記念して建設された講堂。設計は九州大学工学部建築学科教授であった光吉健次らによる。1階部分は食堂になっており、講堂には前面に設けられた大階段を上って2階からアクセスする。解体。
病院地区（馬出地区）
帝国大学時代に建てられた建築物 九州大学医学部基礎研究A棟（九州帝國大學醫學部第一・第二・第三内科教室及び病室） 医学部基礎研究B棟 （九州帝國大學醫學部法醫學・細菌學・衛生學教室） 歯学部臨床研究棟 （九州帝國大學醫學部齒科口腔外科・整形外科棟） 九州大学医学部正門守衛所.jpg) （京都帝國大學福岡醫科大學正門門衛所）
（九州帝國大學醫學部第一外科教室及び病室） 2008年まで九州大学医系生協の建物として活用されたが取り壊され、外来診療棟前駐車場が建設された。 新制大学時代に建てられた建築物臨床施設
新外来棟（新病院第三期棟）
ウェストウィング2008年（平成20年）3月竣工。
研究施設コラボ・ステーション Iコラボ・ステーション II
総合研究棟
生体防御医学研究所→詳細は「九州大学生体防御医学研究所」を参照
教育施設医学部臨床研究棟A棟
医学部臨床研究棟B棟
臨床機械室・剖検室
医学部保健学科
薬学部本館
その他図書館医学分館
附属図書館医学部分館として開館 医学部百年講堂
学会や各種講演に使われている。カフェテリアが設置されている。
別府地区（大分地区）→「九州大学病院別府病院」を参照
六本松地区→「九州大学六本松地区」を参照
キャンパス外西新外国人教師宿舎もとは旧制福岡高等学校の施設。1924年に1,2号棟、1927年に3号棟が竣工。1999年に使用停止し3号棟のみ現存、福岡市指定文化財。
脚注
外部リンク
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