中塩田駅
中塩田駅(なかしおだえき)は、長野県上田市五加にある上田電鉄別所線の駅である[1]。駅番号はBE10。 歴史
駅構造単式1面1線のホームを持つ地上駅。上田丸子電鉄時代からの駅舎が使用されており、当時の社紋が残る[1]。 1980年代まで当駅終着・始発のダイヤが一日数本設定されており、電車は別所温泉方の本線上で折り返していた。 開業時以来駅員が配置されていたが、現在は無人駅となっている。ホーム柵も撤去されているため、駅舎を経由しなくてもそのまま入場できる。 当駅始発・終着便が無くなってから久しく、全くの停留場となっているものの、他の別所線の駅に比べ構内は比較的広い。 元は対向式ホーム2面2線の駅で構内踏切があった。かつては列車交換も行われていたが、現在は別所温泉方のポイントが撤去されており、行き違いはできないようになっている。残った行き止まりのレール(対向式ホーム2面2線当時は上田方)は構内側線となり、保線用の車両が留置されている。現在ホームは駅本屋側(対向式ホーム2面2線当時は別所温泉方)のみとなっており、反対側旧ホーム(対向式ホーム2面2線当時は上田方)は屋根が撤去され、枕木などの資材が置かれている。駅に接して別所温泉方の長野県道171号塩田仁古田線に「五加踏切」があり、1970年代まで踏切番小屋が置かれ、踏切番が配置されていたほか、電車が本線上で折り返す際にはこの踏切上に停車していた。この他倉庫などもあったがすべて撤去されている。上田方の「中塩田踏切」を超えた先にも構内側線があり、使用されていない保線用の工事用車両が留置されている。これらの構内側線や旧ホーム敷地を利用して新車の搬入や旧車の解体も行われている。 2009年に駅舎が改修・整備され、再塗装が施されたほか、2012年にはホームも改修され電車との段差が無くなった。
利用状況近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり[4]。
駅周辺隣の駅脚注関連項目
外部リンク
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