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下慎之介

下 慎之介
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 群馬県高崎市
生年月日 (2002-06-18) 2002年6月18日(22歳)
身長
体重
183 cm
86 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2020年 育成選手ドラフト1位
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

下 慎之介(しも しんのすけ、2002年6月18日 - )は、群馬県高崎市出身のプロ野球選手投手育成選手)。左投左打。

経歴

プロ入り前

高崎市立佐野小学校2年時に佐野スラッガーズで野球を始め、高崎市立佐野中学校時代はボーイズリーグの高崎ボーイズでプレー[1]

高崎健康福祉大高崎高では2年夏からベンチ入り[1]。2年秋の関東大会は準決勝の東海大相模戦で6安打2失点完投勝利を挙げるなど、エースとしてチームの優勝に貢献[1]。11月に行われた明治神宮野球大会でも初戦と準決勝で完投勝利を収めるなど3試合に登板し、防御率0.90の好投でチームの準優勝に貢献した[1][2]

3年春の第92回選抜高等学校野球大会に出場が内定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により大会が中止となった。3年夏の独自大会は決勝で桐生第一に敗れ準優勝に終わった[3]。中止となった選抜高校野球大会の代替として8月に甲子園球場で行われた交流試合では帯広農と対戦し先発したが、4回3失点で降板しチームは敗れた[4]。その後は9月に行われたプロ志望高校生合同練習会に参加した[5]

2020年10月26日に行われたプロ野球ドラフト会議において、東京ヤクルトスワローズから育成ドラフト1位で指名を受け、11月30日に支度金320万円、年俸280万円(推定)で仮契約を結んだ[6]。背番号は019[6]

ヤクルト時代

2021年、4月18日にイースタン・リーグ埼玉西武ライオンズ戦で初登板するも、0.2回を6失点の内容で降板した[7]。最終的には10試合に登板し、防御率は9.90。20イニングで19個の三振を奪ったが、25安打14四死球と制球力に課題を残した[8]

2022年は、先発登板した7月31日のイースタン・リーグの西武戦では、6者連続三振の投球を見せるなど高い奪三振率を見せる[9]。最終的には16試合に登板し、与四球率5.14と制球に課題は残したが、防御率は3.42と前年から成長を見せた。

2024年、9月30日に戦力外通告を受けた[10]

選手としての特徴・人物

高校時代の最高球速は144km/h[11]スリークォーターからキレのあるボールを投げる[12]スライダーを得意としている[11]。制球力が課題である[8]

愛称は「しんちゃん[13]

詳細情報

年度別投手成績

  • 一軍公式戦出場なし

背番号

  • 019(2021年 - 2024年)

脚注

  1. ^ a b c d 入学当初の実力は同学年でも下位。下慎之介(健大高崎)がドラフト候補左腕まで成長できた理由」『高校野球ドットコム』2020年3月20日。2021年9月1日閲覧
  2. ^ 健大高崎・下、ヤクルト育成1位 「指名受けてほっとした」」『産経新聞社』2020年10月27日。2021年9月1日閲覧
  3. ^ 桐生第一、健大高崎を破り頂点 群馬、高校野球独自大会」『産経新聞社』2020年8月10日。2021年9月1日閲覧
  4. ^ 帯広農が甲子園初勝利 健大高崎の攻撃抑え、逃げ切る 交流試合」『毎日新聞社』2020年8月16日。2021年9月1日閲覧
  5. ^ 健大高崎・下ら一番乗り プロ志望高校生合同練習会」『日刊スポーツ』2020年9月5日。2021年9月1日閲覧
  6. ^ a b ヤクルトが育成4選手と契約 1位下は背番号019」『日刊スポーツ』2020年11月30日。2021年6月5日閲覧
  7. ^ 【ファーム試合結果】4月18日(日)イースタン・リーグ 埼玉西武戦(カーミニーク)」『東京ヤクルトスワローズ』。2021年6月5日閲覧
  8. ^ a b 『プロ野球カラー名鑑2022』ベースボール・マガジン社、28頁。
  9. ^ 【イースタン・リーグ】ヤクルト下慎之介投手が6者連続三振!」『スポーツナビ』2022年7月31日。2023年7月15日閲覧
  10. ^ 来季の契約について”. 東京ヤクルトスワローズ (2024年9月30日). 2024年11月9日閲覧。
  11. ^ a b ヤクルト育成1位・下慎之介は輝きを秘めた原石 チームは若手育成へ尽力【夢追うツバメたち】」『BASEBALL KING』2020年12月15日。2021年6月5日閲覧
  12. ^ 東京ヤクルト プロ野球ドラフト会議」『東京ヤクルトスワローズ』。2021年6月5日閲覧
  13. ^ 【ヤクルト】ドラ1の木沢尚文がファンに呼びかけ「ナオ君、ナオちゃんと呼んで」」『スポーツ報知』2020年12月1日。2022年3月5日閲覧

関連項目

外部リンク

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