万葉ラブストーリー
『ドラマ万葉ラブストーリー』(ドラマまんようラブストーリー)は、NHK奈良放送局が制作し、2006年から2010年にかけて放送されたテレビドラマである。 概要その7割を恋の歌が占めるともいわれる「万葉集」(奈良時代に編纂されたという日本最古の和歌集)[1]。これを題材に現在の奈良を舞台にした短編の恋物語(ラブストーリー)脚本を、「秋」「夏」「春」「冬」の順番で公募した(脚本コンテスト)。審査員によって選ばれた作品が毎回3編ずつドラマ化された[2]。 審査員は、井筒和幸[注 1](映画監督)、上野誠(万葉学者・奈良大学教授)、今井雅子(脚本家)らが務めた。「冬」は一般審査員による審査も導入された。4回のうち、入選(最優秀賞)該当なしで、佳作のみの回もあった(「秋」と「春」)。 ドラマ・万葉ラブストーリー2006年7月7日に放送された。開局70周年を記念して制作された。
万葉ラブストーリー 秋本作より、脚本をコンテスト形式にて公募した[3]。応募総数は458件であった(2007年9月18日発表)[4]。第1話には第2話の二人が(レンタサイクルの客)、第2話には第3話の二人が(観光客)、さりげなく出演して作品世界がリンクしているという。 万葉ラブストーリー 夏応募総数:572件(2008年6月18日発表)[5] 万葉ラブストーリー 春応募総数:654件(2009年1月28日発表)[6] 万葉ラブストーリー 冬応募総数は759件であった(2009年10月14日発表)[7]。放送された2010年は、平城遷都1300年を迎えた年でもあった。 脚注
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