ロビン・ハーセ
ロビン・ハーセ(Robin Haase, オランダ語発音: [ˈrɔbɪn ˈɦaːzə]; 1987年4月6日 - )は、オランダ・デン・ハーグ出身の男子プロテニス選手。これまでにATPツアーでシングルス2勝、ダブルス6勝を挙げている。身長190cm、体重77kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。自己最高ランキングはシングルス33位、ダブルス29位。 選手経歴ジュニア時代テニスは2歳の頃に始めた。 2005年 プロ転向2005年ウィンブルドン選手権ジュニア男子シングルス部門で決勝に進出し、ジェレミー・シャルディーに4-6, 3-6 で敗れ準優勝している。同年にプロに転向。 2007年 グランドスラム初出場2007年全米オープンで4大大会に初出場。1回戦で第3シードのノバク・ジョコビッチに2-6, 1-6, 3-6で敗れた。 2008年 グランドスラム初勝利2008年全豪オープン1回戦で第17シードのイワン・リュビチッチを 6-7(2), 6-3, 6-0, 7-6(1) で破り4大大会の初勝利を挙げたが、2回戦でセバスチャン・グロジャンに6-4, 4-6, 0-6, 7-6(4), 4-6で敗れた。2月の地元ABNアムロ世界テニス・トーナメントでは1回戦で当時10位のアンディ・マレーを7-5, 6-3で破る殊勲を挙げた。しかし、9月にチャレンジャー大会に出場したのを最後に右膝の手術を受け1年以上ツアーから遠ざかった。 2010年 ATPカムバック賞2010年ウィンブルドンでは1回戦でジェームズ・ブレークを破った後に2回戦で第2シードのラファエル・ナダルと対戦し7-5, 2-6, 6-3, 0-6, 3-6で敗れたが、大会を優勝したナダルから2セットを奪う健闘を見せた。ATPから2010年のカムバック賞を受賞した。 2011年 ツアー初優勝2011年全豪オープンでは2回戦でフアン・モナコを6-4, 6-4, 3-6, 6-2で破り初めて3回戦に進出した。3回戦ではアンディ・ロディックに6-2, 6-7(2), 2-6, 2-6で敗れた。ウィンブルドン選手権でも3回戦に進出した。8月のオーストリア・オープンでツアー初の決勝に進出しアルベルト・モンタニェスを6–4, 4–6, 6–1で破りツアー初優勝を果たした。翌年の同大会でも決勝でフィリップ・コールシュライバーを6–7(2), 6–3, 6–2で破り連覇を果たした。 2012年 マスターズベスト82012年のモンテカルロ・マスターズでは初めてマスターズ1000でベスト8進出。準々決勝で世界ランク1位のジョコビッチに敗れた。ロンドン五輪でオリンピックに初出場した。だが、迎えたシングルスの1回戦ではリシャール・ガスケに3–6, 3–6で敗れた。 2013年 全豪ダブルスベスト82013年全豪オープンではシングルスは1回戦でマレーを相手に3-6, 1-6, 3-6で敗れたが、イゴール・セイスリングと組んだダブルスでノーシードから決勝に進出、決勝では第1シードのブライアン兄弟に3–6, 4–6で敗れ準優勝となった。 2014年 マスターズダブルス準優勝2014年のBNLイタリア国際のダブルスではフェリシアーノ・ロペスと組み決勝へ進出するも、決勝でネスター/ジモニッチ組に4–6, 6–7(2)で敗れた。 2017年 マスターズベスト42017年のロジャーズ・カップで自身初のマスターズ1000でのベスト4進出を果たすが、準決勝で第2シードのロジャー・フェデラーに敗れた。 2018年 マスターズベスト82018年の全仏オープンでは初戦でダビド・ゴファン相手に2セットアップしたが逆転負けした。ロジャーズ・カップでは初戦で錦織圭に勝利しベスト8まで進出した。 ATPツアー決勝進出結果シングルス: 5回 (2勝3敗)
ダブルス: 12回 (5勝7敗)
成績
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
大会最高成績
外部リンク
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