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リユニオン (ゲイリー・バートンのアルバム)

『リユニオン』
ゲイリー・バートンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1989年5月6日 - 10日 ニューヨーク パワー・ステーション[1]
ジャンル ジャズフュージョン
時間
レーベル GRPレコード
プロデュース ゲイリー・バートン
専門評論家によるレビュー
ゲイリー・バートン アルバム 年表
タイムス・ライク・ジーズ
(1988年)
リユニオン
(1990年)
ライト・タイム・ライト・プレイス(with ポール・ブレイ
(1990年)
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リユニオン』(Reunion)は、アメリカ合衆国ジャズヴィブラフォン奏者、ゲイリー・バートン1989年に録音・1990年に発表したスタジオ・アルバム

背景

本作に参加したパット・メセニーは、1974年から1977年にバートンのグループで活動し、1988年のモントリオール国際ジャズフェスティバルで、メセニーのステージにバートンがゲスト参加して約12年ぶりの共演を果たし、それが本作の制作につながった[2]。「ザ・チーフ」はメセニーが1983年に作った曲だが、正式な録音は本作が初めてで、タイトルはバートンのニックネームに由来している[3]

収録曲のうち3曲を提供したポロ・オルティは、当時25歳のスペイン人ピアニストで、バートンがマドリードで行ったワークショップに参加し、バートンにデモテープを渡したことから目に留まった[2]

反響・評価

アメリカでは『ビルボード』のジャズ・アルバム・チャートで1位を獲得した[4]

メセニー作の「ザ・チーフ」は、第33回グラミー賞で最優秀インストゥルメンタル作曲賞にノミネートされたが、最終的には同じくメセニーの曲である「チェンジ・オブ・ハート」(アルバム『クエスチョン・アンド・アンサー』収録曲)が同賞を受賞した[5]スコット・ヤナウオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「個々の曲はそれほど印象に残らないが、グループのサウンドは実に魅力的で、バートンがメセニーに鼓舞されている」と評している[6]

収録曲

特記なき楽曲はパット・メセニー作曲。11.はCDボーナス・トラック

  1. オータム - "Autumn" (Polo Orti) - 4:26
  2. リユニオン - "Reunion" (Mitchel Forman) - 5:17
  3. オリジン - "Origin" (M. Forman) - 6:32
  4. ウィル・ユー・セイ・ユー・ウィル - "Will You Say You Will" (Vince Mendoza) - 4:56
  5. ハウス・オン・ザ・ヒル - "House on the Hill " - 5:41
  6. パナマ - "Panama" (Paul Meyers) - 5:39
  7. チェアズ・アンド・チルドレン - "Chairs and Children" (V. Mendoza) - 5:57
  8. ウォズント・オーウェイズ・イージー - "Wasn't Always Easy" - 5:08
  9. ザ・チーフ - "The Chief" - 4:18
  10. ティエンポス・フェリース - "Tiempos Felice (Happy Times)" (P. Orti) - 4:14
  11. クイック・アンド・ランニング - "Quick and Running" (P. Orti) - 6:42

参加ミュージシャン

脚注

  1. ^ Gary Burton Discography”. Jazz Discography Project. 2023年12月30日閲覧。
  2. ^ a b CD英文ライナーノーツ(Neil Tesser、1989年秋)
  3. ^ Cooke, Mervyn (2017). Pat Metheny: The ECM Years, 1975-1984. Oxford University Press. p. 50. ISBN 9780199897674  Google Books参照。
  4. ^ Gary Burton - Awards”. AllMusic. 2015年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月30日閲覧。
  5. ^ Pat Metheny - Artist”. GRAMMY.com. Recording Academy. 2023年12月30日閲覧。
  6. ^ Yanow, Scott. “Gary Burton - Reunion Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2023年12月30日閲覧。

外部リンク

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