バス・ドスト
バス・ドスト(Bas Dost, 1989年5月31日 - )は、オランダ・デーフェンテル出身のサッカー選手。NECナイメヘン所属。元オランダ代表。ポジションはFW。 経歴Germanicusというクラブで少年時代を過ごし、数シーズンプレーした後にFCエメンの下部組織に入団した。リザーブチームで潜在能力を見せつけ、2007-08シーズン開幕前にプロ契約を交わした。シーズン序盤はベンチ生活が続いたが、シーズン後半にはより多くの出場機会を与えられた。かつてFCエメンのテクニカル・ディレクターをしていたTom Saintfietが監督を務めるフィンランドのRoPsへ移籍しかけたが、RoPSの首脳陣によって移籍は破談となった。2008年2月8日、フォルトゥナ・シッタート戦で初得点を挙げた。BVフェーンダムとのダービーマッチ (3-2) ではハットトリックを達成した[2]。 2008年夏にヘラクレス・アルメロに移籍した。移籍金は30万ユーロ以上と報道されている。移籍2年目の2009-10シーズンには14ゴールを記録し得点ランク6位に入った。 2010年5月18日、SCヘーレンフェーンと5年契約を結んだ。移籍金は250万ユーロ[3]。2010-11シーズンはロン・ヤンス監督と対立し、フル出場することは少なかったが[4]、チームトップの13得点を挙げた。2011年1月にはアヤックスが獲得を狙ったが、クラブ間合意に至らずに破談となっている[5]。2011年12月10日のSBVエクセルシオール戦 (5-0) ではチームの全得点(5点)を決める活躍を見せた。 2011-12シーズンは、SCヘーレンフェーンで34試合で32得点を記録し得点王となり、UEFAヨーロッパリーグ出場権獲得に貢献した[6][7]。 2012年6月1日、VfLヴォルフスブルクに移籍[8]。 2015年3月28日に行われたEURO 2016予選のトルコ戦でA代表初出場を果たした[9]。2015年11月13日のウェールズとの親善試合で代表初得点を挙げた。 2016年8月28日、スポルティングCPに移籍した[10]。契約期間は4年。 2019年8月26日、アイントラハト・フランクフルトと3年契約を締結したことが発表された[11]。 2020年12月24日、クラブ・ブルッヘへの移籍が発表された。契約期間は1年半[12]。 2022年7月1日、FCユトレヒトに1年契約で移籍した[13]。 2023年8月23日、フリーでNECナイメヘンに加入し、1年契約を交わした[14]。10月29日のAZ戦では、11分にドストのゴールでNECが先制すると、31分にはドストのアシストからマグヌス・マットソンが追加点を奪ったが、90分+1分にピッチ中央付近で意識を失い転倒し、病院へと搬送された[15]。 エピソード2016-17シーズンに34ゴールを決めヨーロッパ・ゴールデンシューでランキング2位となった[16]。1位はリオネル・メッシ。 2017年3月以降に決めた45ゴールが全てがワンタッチでのゴールだった[要出典]。 2018年5月、フーリガンがトレーニング場を襲撃し、ドストら選手たちやスタッフたちが負傷する事件が起こった[17]。 プレースタイル長身で空中戦に強く、ペナルティエリア内でのゴールの嗅覚にも優れ、足元も器用な選手[5]。 タイトルクラブ
個人
脚注
外部リンク
|