ハル・デヴィッド
ハロルド・レーン・デヴィッド(Harold Lane David、1921年5月25日 - 2012年9月1日)は、アメリカ人の作詞家。バート・バカラックとの共作で主に知られる。 生涯1921年ニューヨークで惣菜屋の息子として生まれ[1]、ブルックリンで育った。1940年代にバンドリーダーのサミー・ケイやGuy Lombardoとの共作でデビュー。The Three Sunsのモーティー・ネヴィンスと共作し映画『Two Gals and a Guy』(1951)に4曲採用された。 1957年、ブリル・ビルディング内のフェイマス・ミュージック事務所でバカラックと出会う。「The Story of My Life』(歌唱:マーティー・ロビンス)を二人で制作し同年ヒットした。「The Story of My Life」はMichael Hollidayが録音、1958年にイギリスで一位となった。ちなみにその次の一位はペリー・コモの「マジック・モーメンツ(Magic Moments)」だった。 その後2人は1970年代初期までに、ディオンヌ・ワーウィック、カーペンターズ、ダスティ・スプリングフィールド、B.J.トーマス、ジーン・ピットニー、トム・ジョーンズ、ジャッキー・デシャノンらに楽曲を提供した。 2011年、バカラックとデヴィッドのコンビとしてガーシュウィン賞を受賞。2012年5月にワシントンD.C.で授賞式が行われたが、デヴィッドは体調不良から回復したばかりであったため出席できず、授賞式にはバカラックのみが出席した。 2012年9月1日の朝、脳卒中のため死去[2]。91歳没[3]。 主な作品
その他に、
を書いた。 ポール・ハンプトンとの"Sea of Heartbreak"はドン・ギブソンらが歌い、カントリーのスタンダードになった。 このほかにも「愛はすべてを越えて」("We Have All the Time in the World")はジョン・バリーとの共作でルイ・アームストロングが1969年の映画『女王陛下の007』の主題歌として歌った。1979年にはバリーと再び組んで「ムーンレイカー」を制作し、シャーリー・バッシーが映画 『007 ムーンレイカー』の主題歌として歌った。 名誉と達成
ブロードウェイ作品
参照
外部リンク
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