テイラー・ロートナー
テイラー・ダニエル・ロートナー(Taylor Daniel Lautner, 1992年2月11日 - )は、アメリカ合衆国の俳優。 生い立ちミシガン州グランドラピッズ出身。父親のダニエルはパイロット、母親のデボラはソフトウェア開発会社勤務[1][2]。妹(マケーナ)がいる[1]。オランダ人、フランス人、ドイツ人の血を引き、わずかにネイティブ・アメリカンの血を引いている[3][4]。 6歳から空手を学び[1]、8歳で世界空手チャンピオンに数度輝くマイク・チャットの弟子入りを許され、その後世界空手連盟のアメリカ代表となる。金メダルを3つ獲得し、組手と防具付きで世界ジュニアチャンピオンになった[5]。その後も武道のトーナメントで活躍し、2003年、11歳の時にNASKA's Black Belt Open Formsの数部門で世界ランク1位になり、12歳の時にジュニア世界選手権に出場。 7歳の時に、武道の師からロサンゼルスで流れるバーガーキングのコマーシャルのオーディションに出るように勧められ、それがきっかけとなって役者にも目覚めた。10歳の時、オーディションがいくつも受けられるよう、家族はロサンゼルスへの移住を決意した。 仕事以外の時間は、アメフトや野球などを楽しむ。ヒップホップのダンスチーム、LAヒップキッズのメンバーでもある。 キャリア2001年にテレビ映画『Shadow Fury』でデビュー。テレビコマーシャルにも出演[5]。『バーニー・マック・ショー』などいくつかのテレビシリーズに出演したり、声優としてアニメ『Danny Phantom』(2005年)の少年役に出演のほか、『What's New Scooby-Do?』(2005年)と『He's a Bully, Charlie Brown』(2006年)にゲスト出演した。 映画では2005年公開の『シャークボーイ&マグマガール 3-D』でシャークボーイ役に選ばれ、注目を集める。2008年よりステファニー・メイヤー原作の『トワイライト』シリーズではジェイコブ・ブラック役で活躍。シリーズ5作全てに出演し、多くのファンを得た。 私生活映画『バレンタインデー』で共演したテイラー・スウィフトや、歌手のセレーナ・ゴメスとの交際が報道された時もあった[6][7]。 2010年、米『Us Weekly』によると映画『ミッシング ID』で共演した若手女優でミュージシャンのフィル・コリンズの娘であるリリー・コリンズと交際していることがわかったが、2011年に破局している[8]。 2021年11月、ガールフレンドのテイラー・ドームと婚約したことを自身のInstagramで公表した[9][10]。 婚約からちょうど1年が経った2022年11月11日(現地時間)、テイラー・ロートナーと婚約者のテイ・ドームは結婚。カリフォルニア州テンプルトンのワイナリーにて、家族や親しい友人など約100人のゲストに見守られ、丘の上で永遠の愛を誓い合った[11]。 資産・金銭2010年7月、『ニューヨーク・マガジン』によると、映画『トワイライト』シリーズで一躍トップスターになったテイラーだが、その出演料も破格の額に上がっているという。テイラーはトワイライトの最終章の『The Twilight Saga:Breaking Dawn - Part 1』と『The Twilight Saga:Breaking Dawn - Part 2』の2部作でそれぞれ2500万ドル(日本円で約22億5000万円)の出演料が約束されており、作品がヒットすればさらにプラス1600万ドル(日本円で約14億4000万円)を手にすることになるという。ハリウッドにおいて2000万ドル以上の出演料を手にする俳優は「Aリスト俳優」と呼ばれており、ウィル・スミスやトム・クルーズなどの一握りの人物に限られており、若手俳優としては異例である[12]。 2010年、主演した映画『Stretch Armstrong』のギャラが750万ドル(日本円で約6億2250万円)で『2010年、最も出演料の高いティーン俳優』になった。 2010年9月、WENNによると、映画『ミッシング ID』の撮影で使用するために注文した控え室用のトレーラーが注文したレベルに達していなかったとしてトレーラー会社のマクマンズRV社に対し、訴訟を起こしたという。この訴えに対し、マクマンズRV社は全面的に否を認め、テイラーに示談金として4万ドル(日本円で約340万円)を支払ったが、テイラーはこの示談金をチャリティーに寄付することを弁護士を通じて発表した。テイラーの弁護士は「テイラーはマクマンズRV社からの示談金を以前から支援してきた子供のためのチャリティー団体ロリポップ・シアター・ネットワークに寄付します」とコメントしている[13]。 2011年1月、米Deadlineによると2011年は大手スタジオが2つの大プロジェクトをテイラーに用意しているという。その1つが映画『Incarceron』の主演で1000万ドル(日本円で約8億3000万円)の出演料が支払われているという。ハリウッドにおいて1000万ドル以上のギャラを手に入れるのは一部の俳優のみであるため、若手でこのギャラに到達したのは異例である。 2011年2月、『ヴァニティ・フェア』誌が「2010年にハリウッドで最も稼いだ人たち」のランキングを発表し、テイラーはギャラが推定で3350万ドル(日本円で約27億4,700万円)となり、9位にランクインした。『ヴァニティ・フェア』誌の編集者は「彼はおそらくティーンのスターの中では一番の高額取りでしょう。映画『トワイライト』シリーズの一作目のギャラは大したことはありませんでしたが、映画が大成功をしたため、エージェントたちが契約の見直しをせまり、テイラーは特にギャラアップがすごかったようです」とコメントしている[14]。 主な出演作品映画
テレビ
参考文献
外部リンク
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