テイラー・マッケンジー
テイラー・マッケンジー ( Taylor Mackenzie, 1993年2月24日 - ) は、イギリスのオートバイレーサー。スコットランドのスターリング出身。2011年からロードレース世界選手権125ccクラスにフル参戦を開始する。かつて同選手権で活躍したニール・マッケンジーの息子である[1]。 経歴赤ん坊の頃から父ニールと共にヨーロッパのグランプリサーキットを回り、父がGPを引退しイギリススーパーバイク選手権(BSB)に活動の場を移した後も各地のパドックを訪れ、テイラーは自然とレースに慣れ親しんでいった。4歳のとき、初めてのバイクとしてヤマハ・PW50に乗ったテイラーは、2006年にはミニバイクレースを開始し勝利を重ねていった[1]。 2008年にはBSBのサポートクラスとして併催されているイギリス125ccロードレース選手権に参戦を開始、最終戦ブランズハッチでベストリザルトの6位を記録し、年間ランキング16位で初年度を終えた[2]。 翌2009年は4位を2回記録し、ランキング11位に成績を伸ばした[3]。またこの年からロードレース世界選手権のサポートイベントであるレッドブルMotoGPルーキーズカップにも参戦を開始、年間ランキング20位を記録した[4]。 2010年は、ブラッドリー・スミスの支援を受けての参戦となったイギリス選手権で3勝を挙げ、年間ランキング4位に入る活躍を見せた[5][6]。2年目のMotoGPルーキーズカップでもランキングを15位に伸ばした[7]。またこの年のロードレース世界選手権125ccクラスには、第5戦イギリスGPと最終戦バレンシアGPの2戦にワイルドカード枠で参戦した。 2011年シーズン、テイラーはフォニカ・レーシングからカスタマー仕様のアプリリア・RSW125を駆り、ロードレース世界選手権125ccクラスにフル参戦デビューを果たす。チームとの契約は2年間であり、2012年シーズンは125ccクラス後継のMoto3クラスへの参戦を予定している[8]。 ロードレース世界選手権 戦績
脚注
外部リンク
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