ダライアスツイン
『ダライアスツイン』(DARIUS TWIN)は、タイトーが発売したシューティングゲーム。1991年3月29日にスーパーファミコン用ソフトとしてリリースされた(後年にリリースされた他機種版については、本項にて後述)。 概要タイトーのスーパーファミコン参入第1弾ソフトで、タイトルに「ツイン」を冠し当時のコンシューマダライアスで唯一の2人同時プレイを実現している。2人同時プレイ時は1Pが赤、2Pが青、1人プレイ時は緑のシルバーホークを操作する。 ゾーンが少なく(全12ゾーン)、全7ラウンド構成。ラウンド2、4、5、6では2つのラウンドから選択する。A~Lまでのゾーンのうち最終ゾーンはLゾーンのみだが、それまでに通過したルートによってエンディングが変わる。また、シリーズ伝統だった5機の敵編隊を全滅させて、その敵一体分の得点が10倍になる編隊ボーナスもカットされた。 パッケージイラストには何故かゲームに登場するボスを差し置いて、『サイバリオン』(1988年)や後の『ダライアスフォース』(1993年)に登場するザンディックが描かれている。 設定ストーリーベルサーにより死の星と化したダライアスを脱出したプロコとティアット。それから数千年後、二人の子孫達は惑星オルガを中心とした銀河連邦を築いていた。 だが、その平和もダライアスを拠点として結集されたベルサー連合軍の侵攻によって破られた。 遥かな時を越え、シルバーホークが発進する。 ステージ構成ゾーンB、C、Lには、2体ボスがいるのが本作の特徴である。そして、D、J、Kゾーンには中ボスは登場しない。最終面のLではそれまでの中ボスが全登場となる。 本作はそれまでのシリーズの永久パターン防止キャラのヤズカ・タカーミィがパワーアップアイテムをくれるキャラになっているので、ボスは時間切れになると逃げていく。
移植版
音楽BGMの作曲は相澤静夫(現・有限会社サウンドウェイブ代表)が、サウンドプログラムをZUNTATA(古川典裕)が担当。なお、Kゾーンのハイパーグレートシング戦のみアーケード版ダライアスのBoss Scene 7が流れる。 本作はスーパーファミコン(SFC)本体発売後の初期にリリースされた作品でもあり、そのような諸般の事情からサウンドはモノラルとなっている。その後、海外でSNES用にリリースされた版ではステレオ音声となっている(上の表に記載したSwitch版『ダライアス コズミックコレクション』移植版には、SFC版とSNES版が両方とも収録されている[2])。 効果音は一部『ダライアスII』(1989年)のものを流用している。 スタッフ
評価
脚注
外部リンク
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