タンポポ は、1970年代後半に活動した熊本県出身の姉妹フォークデュオである[1]。
メンバー
来歴
1975年7月25日発売の「嵯峨野さやさや」(伊藤アキラ・作詞、小林亜星・作曲、萩田光雄・編曲、京都レコード・発売)は株式会社愛染蔵(愛ZECRA)のCMソングとして使われた。ほかにはイーグルスのカバー「ホテル・カリフォルニア」(なかにし礼の日本語詞)が有名である。日本情緒あふれる歌が得意で[1]、さわやかなハーモニーを特徴とする[1]。
デュオ名は、タンポポの花が生命力の強い花であることから、末永く活動してほしいという願いを込めて京都レコード社長が命名した。のちには名前に柔らかさを出すために平仮名の「たんぽぽ」とし、宮村保志子が「宮村星子」としてソロで歌うこともあった。1981年引退。
非公式ファンサイト「たんぽぽと小さな波紋のページ」にタンポポ本人らが情報提供し、マスコミにもとりあげられるなどしたが、トラブルがあり2004年4月に閉鎖した。(2008年頃再開したが、2018年現在トップページに曲目リストのみ掲載し更新は停止している。「たんぽぽと小さな波紋のページ」を参照)
音楽
シングル
アルバム
オリジナル・アルバム
- 1. 「小さな波紋」(1976年4月25日/L-8082E)
- ダルマおとし
- 作詞・作曲:河島英五/編曲:中川昌
- 小さな白いページ
- 作詞・作曲:ドン・キホーテ/編曲:中川昌
- 青春時代
- 作詞・作曲:大場弘一/編曲:萩田光雄
- ひとつぶの涙
- 作詞:伊藤アキラ/作曲:小林亜星/編曲:萩田光雄
- 白い時計台
- 作詞・作曲:河島英五/編曲:中川昌
- 嵯峨野さやさや
- 作詞:伊藤アキラ/作曲:小林亜星/編曲:萩田光雄
- コーヒーカップが割れるように
- 作詞:上田彰/作曲:ヨモ・ヨシロー/編曲:中川昌
- 恋はきままなエンジェル
- 作詞:伊藤アキラ/作曲:小林亜星/編曲:萩田光雄
- 大和路
- 作詞・作曲:浜名康之/編曲:中川昌
- ポプラ
- 作詞・作曲:河島英五/編曲:中川昌
- 北国のバラード
- 作詞・作曲:おむろまこと/編曲:中川昌
- パーティーは終ったよ
- 作詞・作曲:三浦久/編曲:中川昌
- 2. 「おはよう」(1977年1月25日/L-10061E)
- おはよう
- 作詞・作曲:河島英五/編曲:萩田光雄
- おねえさま
- 作詞・作曲:河島英五/編曲:萩田光雄
- 汽車
- 作詞・作曲:小川伸夫/編曲:中川昌
- 縦縞のシャツを着て
- 作詞・作曲:小椋佳/編曲:萩田光雄
- 晩秋
- 作詞・作曲:河島英五/編曲:萩田光雄
- 銀河の流れに
- 作詞・作曲:池内勝司/編曲:萩田光雄
- 髪結い
- 作詞・作曲:河島英五/編曲:中川昌
- 私が昔好きだった人
- 作詞・作曲:伊豆丸礼子/編曲:萩田光雄
- 赤いワンピース
- 作詞・作曲:河島英五/編曲:萩田光雄
- 近江の子守唄
- 作詞:浅田知司/作曲:堀口裕/編曲:萩田光雄
- 野原の丸太小屋
- 作詞・作曲:河島英五/編曲:萩田光雄
- 嵯峨野さやさや
- 作詞:伊藤アキラ/作曲:小林亜星/編曲:萩田光雄
- 5. 「薄幸色」(1979年8月5日/ETP-80087)
- 薄幸色
- 作詞・作曲:伊藤誠/編曲:中川昌
- あさがお
- 作詞:神山魁三/作曲:小林亜星/編曲:高田弘
- 想い出畑
- 作詞・作曲:花環敬子/編曲:若草恵
- 微笑
- 作詞:山口洋子/作曲・編曲:梅垣達志
- 愛のかたみに
- 作詞:竜真知子/作曲:宮本光雄/編曲:中川昌
- ひとり歩き
- 作詞:さがらよしあき/作曲:小林亜星/編曲:小六禮次郎
- Spring Has Come
- 作詞:竜真知子/作曲:宮本光雄/編曲:中川昌
- 冬がくる
- 作詞:竜真知子/作曲・編曲:宮本光雄
- 潮風のデッキから
- 作詞:竜真知子/作曲:宮本光雄/編曲:中川昌
- 10月の手紙
- 作詞:竜真知子/作曲:宮本光雄/編曲:中川昌
- 薄幸色
- 作詞・作曲:伊藤誠/編曲:中川昌
ベスト・アルバム
- たんぽぽ セルフ・セレクション(2008年8月5日/DQCL-62)
タイアップ曲
年 |
楽曲 |
タイアップ
|
1975年 |
嵯峨野さやさや |
愛ZECRA・CMソング
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1978年 |
微笑 |
TBS系テレビドラマ「微笑」主題歌
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あさがお |
テレビ朝日系「世界のお母さん」主題歌
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1979年 |
ひとり歩き |
テレビ朝日系テレビドラマ「続・おくどはん」主題歌
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1981年 |
初恋少女
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フルーツカルピス・CMソング
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おとこ星★おんな星
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脚注