ジョアン・ソウザ
ジョアン・ペドロ・コエーリョ・マリーニョ・デ・ソウザ(João Pedro Coelho Marinho de Sousa, 1989年3月30日 - )は、ポルトガル・ギマランイス出身の元男子プロテニス選手。これまでにATPツアーでシングルス4勝を挙げている。自己最高ランキングはシングルス28位、ダブルス26位。身長185cm。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。 彼の名前はブラジルのテニス選手ジョアン・ソウザと混同しやすい。ポルトガルのソウザはJoão SousaだがブラジルのソウザはJoão Souzaである。 選手経歴ジュニア時代7歳からテニスを始める。 2005年 プロ転向2005年にプロに転向。 2012年 グランドスラム初勝利4大大会でに2012年全仏オープンで初出場した。シングルスでは3回戦進出が最高である。 2013年 ツアー初優勝2013年のマレーシア・オープン・クアラルンプールでは準々決勝で世界ランク4位のダビド・フェレールを6–2, 7–6(6)破りトップ10プレイヤーから初めての勝利を挙げた。決勝でジュリアン・ベネトーを2–6, 7–5, 6–4で破りツアー初優勝を果たした[1]。これはポルトガル選手として初めてのATPツアーシングルス優勝である。 2015年 全米ダブルスベスト82015年は4度の決勝進出を果たした。ジュネーヴ・オープンではトマス・ベルッシに、クロアチア・オープンではドミニク・ティームに、サンクトペテルブルク・オープンではミロシュ・ラオニッチに敗れた。バレンシア・オープンではロベルト・バウティスタ・アグートを3-6, 6-3, 6-4で破り、ツアー2勝目を挙げた。また11月9日付のランキングで自己最高の33位に浮上した。
2016年 マスターズベスト82016年のマドリード・オープンではマスターズ1000で初めてベスト8進出を果たした。準々決勝でラファエル・ナダルに0-6, 6-4, 3-6で敗れた。5月16日付の世界ランキングで自己最高の28位となる。 2018年 ツアー3勝目2018年は地元ポルトガルのミレニアム・エストリル・オープンで、決勝でアメリカのフランシス・ティアフォーを6-4, 6-4のストレートで下し、2015年以来となるツアー3勝目を挙げた。 2019年 全豪ダブルスベスト42019年のウィンブルドン選手権では、2回戦で第13シードのマリン・チリッチを6-4,6-4,6-4で破ると、続く3回戦では地元イギリスのダニエル・エバンスを4-6,6-4,7-5,4-6,6-4で破り、ベスト16進出を果たした。ポルトガルの選手が達成するのはこれが初めて。 2021年 ツアー通算200勝2022年 ツアー4勝目2024年 引退ソウザは2024年に、地元ポルトガルのエストリル・オープンを最後に現役を引退した[2]。 ATPツアー決勝進出結果シングルス: 12回 (4勝8敗)
ダブルス: 1回 (0勝1敗)
シングルス成績
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
大会最高成績
脚注
外部リンク
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